386 ページ36
HK
玉「ミツ何見てんの？」
北「ん？廉の検査結果のデータ。」
玉「ああーあんまり効果出なかったんだっけ？」
北「そう。でも血液ガスの値を見る限り進行を減速させることはできているからあともう2回分に期待してるんだけど。」
玉「だから外泊許可したの？」
北「そうだよ。」
看「北山先生，廉くん帰ってきました」
北「はーい，どうもね。行ってきますか」
・
北「廉おかえり。」
廉「ただいま・・・っていうのなんか嫌やな」
北「ハハハ、それもそうか笑」
北「外泊楽しめた？」
廉「おん。久しぶりの家はやっぱ良かった！・・・けど夜ちょっと不安やった」
北「ん？」
廉「自分の部屋さ？血吐いてからまだ戻ったことなかったから・・・また家で血吐いたらどうなるんやろ，今度こそもう無理なんやないかって・・・」
北「そっかー，そうだよな。でも先生が助けてやるから！安心しな」
廉「ふっ笑」
北「なんで笑うんだよ！そこ笑うとこじゃないぞ！笑」
廉「えーせやかてなんか北山先生のその熱い感じたまにツボるんやもん笑。しゃーないやん？」
北「なんだそれ笑」
北「ま，検査は明日からだから今日はもう部屋でゆっくりしてな」
廉「はーい」
外泊でちゃんとリフレッシュ出来たみたいで良かった。
しかもまた前みたいに話すこともできるようになったし。
廉がもう一度俺のことを信じるってチャンスをくれたんだからまた絶対に治してやらないとな。
__________
こんばんは！作者です。
温かいメッセージをくださった皆様、待ってくださった皆様ありがとうございました！
匿名メッセージ募集中です！
コメントボタン
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 757人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：風音色
| 作成日時：2022年7月16日 19時
