全てが僕たちの宝物Ⅷ (ページ4)

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RN
しんど・・・・・。

なんか体だるいなあと思ってたら紫耀によって判明した熱。

段々熱さとだるさが増していってる気がする。

はぁ、、、今休薬期間のはずなんやけど

こんなにこの期間中にしんどいのは初めてや。

せめてこのまま無菌室とかにならんとええんやけどな・・。

廉「んっ、、、」

鼻垂れてきた？

・・・と思ったら

やばい！

鼻血！！

どうしよう、またそのまま血を吐いたら。

怖い

廉「はぁっ、はぁっ、やば・・」

海「廉？」

廉「、、あ、」

海「わっ鼻血？！先生呼ぶ？」

廉「いや、、うーん、やっぱお願い」

海「分かった。ティッシュここね？下向きで鼻つまんでて」

廉「うん」

北「れんーお待たせ。海人くんありがとう。もう大丈夫だよ」

海「うん、、」

北「鼻血いつから？」

廉「さっき」

北「さっきね。まだ止まらない？」

廉「んー、、」

廉「せんせ、、」

北「ん？」

廉「俺、、また血、吐かない？このまま、前…みたいにさ、、」

北「不安になっちゃった？大丈夫。今日の鼻血は抗がん剤のせいで一時的に白血球の数が減っちゃったのが原因だから。熱も同じ理由。だからあの時みたいにはならないと思うよ」

廉「そっか」

良かった。

口から血を吐き出すのってほんまに体全体が経験したことない痛みに襲われたし苦しかったし

何より怖かった。このまま俺死ぬんやなって本気で思った。

だから、ちょっとだけ安心した。

、、まあ鼻血止まってないんやけどな

北「んー中々止まんないな」

廉「うん、、」

北「耳鼻科に連絡して止めてもらうか」

廉「え！嫌や！止める」

耳鼻科で鼻焼かれるのだけはまじで勘弁してほしい！

止まってくれ、俺の血

廉「と、止まって来た。ほらな？」

北「えー？うーん、まあいっか。でもまた出てきたら今度は耳鼻科行きだからな。それから廉元々貧血気味だったからあとで輸血ね」

廉「あ、はーい・・・」

輸血違和感あって嫌い・・・

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