今日:13 hit、昨日:33 hit、合計:104,365 hit
小｜中｜大
海人くん誕生日特別編3 ページ10
RN
母さんが病院にやって来た。
もうこれで何日連続よ？
まあ今外出許可下りてへんから来て、何か買ってきてくれるのは助かってるし
外の様子を聞けるのは嬉しいんやけど。
今日は紫耀のお母さんも来てて、病室がやたら賑やか。
あれ？そういや海人どこ行った？
確かさっきまでベッドに座ってたはずやのに、気が付いたらベッドは空だった。
・・・・ふーん。
___________________
SH
忙しいはずなのに、仕事の合間を縫って今日も母親が来てくれた。
ありがたい、けどちょっと申し訳なくもなる。
でも、今外出許可が出ないからきっとわざわざ来てくれてるんだよね。
ん？そういえば海人どこに行ったんだろう。
お母さんとの話に集中しすぎて気付かなかった。
あ。
どこ行った？って海人の空のベッドを見てたらふと廉と目が合った。
うん。
廉とアイコンタクトをとった。
そういうことね。
お互い言葉にしなかったけど
確かに、今ので通じ合えた。
俺たちがすることは、まず・・・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 427人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：風音色
| 作成日時：2022年1月29日 0時
