シリーズ1周年記念12 ページ26
KT
紫「どうする？そろそろバレるかもしれないし帰る？」
廉「んーせやなあ」
海「うん、そうだねー・・・」
！
ちょっと待って。
急にお腹がぎゅるぎゅる言い出した。
これやばくない？
海「ねえ紫耀と廉そこいて？ちょっと行ってくる」
廉「は？どこ行くん？」
海「すぐそこ！」
すぐそこのトイレ！
やばい！急げ！
間に合ってくれ！
・
海「・・・いったぁ！」
ど、どうにか間に合った・・・
けどやばい。よりによって下痢だ。
めっちゃ痛い。
・・・このままじゃ歩くどころか立てないかも、
どうしよう・・・でもせっかく来たのに二人に迷惑かけたくないよ
！
また波来た
いたぁ・・・
・
廉「海人？そこおるん？」
・・・え
暫くどうしようも出来なくてお腹の痛みと闘いながらトイレに座ってると外から廉の声がした。
海「うん、いるよぉ」
廉「出てこれそう？」
海「うん、、」
ちょうど痛みちょっと引いてきたときだからいけるかも。
海「ごめーん、おまたせ」
紫「大丈夫？乗りなよ」
海「え！いや、いいって！」
紫「いいから！これで帰ろ」
海「えっ、うん・・ほんとにいいの？」
紫「うん。」
海「じゃあ・・・」
紫「立つよ？よい、っしょ！」
海「紫耀ごめんね？」
紫「謝るより褒めてほしいなー」
海「ありがとう」
紫「いいよ」
トイレからヨロヨロ出てきたら紫耀がおんぶしてくれた。
紫耀の背中は大きくて温かくて安心するんだ。
ちょっとだけ、甘えちゃおうかな
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 428人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：風音色
| 作成日時：2022年1月29日 0時
