全てが僕たちの宝物-特別編ⅱ- (ページ25)

今日:12 hit、昨日:46 hit、合計:104,480 hit

シリーズ1周年記念11 ページ25

RN
廉「はぁ・・・」

しまった。

最初は大丈夫やと思っとったのに，段々しんどくなってきた・・・。

でもせっかく来たお祭り。紫耀も海人も楽しそうにしとる中で体調悪くなりましたー、なんて空気読めないこと絶対言いたくない。

と言ってもやっぱり体は正直で徐々にしんどいのが増してきた。

今やっと座れたけど、正直ここから立ち上がってさらにどこか行く元気ないなぁ

せめて水買っとけばよかった。けどもうそこまで正直動きたくない。

どうしよ・・・

廉「・・・・・！？冷てっ！？」

紫「ハハハ！反応面白！笑」

廉「びっくりした！何？何？」

紫「ハハハハ！はい、お水」

廉「えっ？」

紫「間違えて3本買っちゃったから一本飲んでよ」

廉「んなことある？笑」

紫「ね！俺もびっくりした笑」

わっかりやすい嘘。

でも、まじでありがたい。

それに、やっぱりお見通しやだったんやな

海「お待たせー」

紫「お、帰って来た」

海「はいこれね。」

あれ？袋に入れられとる

海「こっちの方が長く食べられるじゃん？後でゆっくり食べれるから僕こっちの方が好きなの」

海「それと水・・・あれ？もうある笑」

紫「ごめんこれ俺が今買ってきたやつ笑」

海「うそ！僕も3本買ってきちゃったよ！笑」

廉「ほんま仲ええな笑」

多分海人にも気付かれとる。

ほんまに申し訳ない・・・。

けど、ありがとう。