全てが僕たちの宝物-特別編ⅱ- (ページ24)

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シリーズ1周年記念10 ページ24

SH
廉「この後なにやるー？」

紫「射的でガチ勝負」

海「いいよ！負けたら綿あめおごりは？」

廉「えぐ！ええよ！絶対負けへん」

紫「チャンスは一回だけね」

海「おっけー。」

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海「いやー負けちゃったー。紫耀こういうときやけに強いよね」

紫「そう？笑」

海「何ゲットしたんだっけ？」

紫「ん？これ」

海「駄菓子詰め合わせ？よくこんな大きいのとれたね」

紫「まあねー。」

紫「・・・廉、大丈夫？」

廉「・・・・」

紫「廉」

廉「えっ？呼んだ？」

海「すごい呼んでたよ。どうかした？負けたのそんな悔しいの？笑」

廉「んなわけないやろ笑！おごりは海人やしな」

海「ねえほんとそれ意味分かんないんだけど！廉も何も取れなかったじゃん！」

廉「でも俺掠ったもん」

海「僕も掠ったのにー・・なんで僕の時だけ二人とも見てないの」

紫「まあタイミング悪かったねってことで笑」

海「ねーえー絶対紫耀と廉グルだよ！しょうれんは好きだけど！」

紫「しょうれん？なにそれ笑笑」

うーん、、、気付いてないふりしていじってみたけどやっぱり廉ちょっと体調悪そうだな

紫「ところで廉さー、水分摂ってる？」

廉「ん？おー、ラムネある」

ラムネ・・じゃなくて水の方が絶対良いよな

海「あ、席空いてる！廉！紫耀！ここの椅子で待ってて！仕方ないから綿あめ買ってきてあげるよ」

廉「頼むわー」

紫「あ、俺ちょっと買いたいものあったから廉ここで場所取りしてて」

廉「分かった。じゃあ留守番しとく。」

たまたま空いてた休憩スペースみたいな背もたれのある椅子に廉を座らせた。

海「・・ねえ紫耀」

紫「ん？」

海「廉、ちょっと具合悪くなってきてるよね？」

紫「海人もそう思う？俺もそうだと思う」

少し離れたところで海人がこっそり話しかけてきた。

あまり心配されると廉のことだから多分気を使って無理するだろうし

さりげなく休ましてやらないと。