シリーズ1周年記念28 ページ42
SH
神「俺たち戻ることになったんだよね」
紫「えっ？どこに？もう部屋戻る時間だっけ？」
神「違う笑。転院してた病院に」
紫「まじで？」
あの夏祭りの日から2週間ぐらい経ったある日、突然告げられた別れ。
勝手にもっとこっちにいるものだと思ってた・・・
岸「これでも無理言って長くいさせてもらったんだよ。だけどもう流石に戻らなきゃって」
廉「えーいなくなっちゃうん？寂しい・・」
海「せっかく仲良くなれたのに」
岸「俺たちも戻りたくないよ！な？」
神「うん。まあ仕方ないのも分かるんだけどね」
岸「明日出発予定なんだ。だからもう3・・あれ？3回？2？」
神「今日入れて2回か1回しか会えないんだ」
岸「そうそう」
海「そっかー、、残念だけど仕方ないね」
廉「岸さんこっち来て」
岸「また？」
廉「別にええやろ。またこういう気分なの」
岸「いいけどさ笑」
詳しくは分からないけど・・・でも、きっと転院した病院に戻るってことは本格的に治療が再開されるってことなんだろうな。
だから、全くそんな素振りを見せていないけど本当はしんどそう。
神「じゃあ、そろそろ時間だから俺たち戻るね」
岸「じゃあな！ありがとう！」
・
紫「待って！」
いつもの時間にいつものように帰ろうと部屋を出た2人を気が付いたら追いかけてた。
岸「あれ？紫耀！どうしたどうした？」
紫「抱きついていい？」
神「いいよ笑」
紫「俺たちずっと待ってるから。こっちにも仲間がいるって忘れないでね」
神「忘れないよ！」
紫「岸くんも。またこっち戻って来てよ」
岸「分かった！それまで死ぬなよ？笑」
紫「死なねーよ笑。岸くんも神もね。約束だよ？」
岸「約束な！分かった！命かける！」
紫「アハハハ！」
岸「なんで笑うんだよ！俺真面目だったのに！」
神「岸くんは事あるごとに命かけすぎだからだよ笑。」
岸「ああ、そっか・・。じゃああまり言わないようにする！命かける。」
紫「バカだ・・笑」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 427人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：風音色
| 作成日時：2022年1月29日 0時
