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side : Jesse
驚いた。
驚いたなんてもんか。
心臓が飛び出てくるかと思った。
ーーー
ーー
ー
樹にあの話をしたせいか
同居をする事になったあの女の存在に
意識が向いてしまい全く眠れなかった。
そして朝、目覚めてすぐにアイツの部屋に入るという
男として良い行動とは言えないことを
今実行しようとしている自分に驚いている。
ー ガチャ…
アイツがいる部屋へと入る。
昨日の夕日の光を浴びていたのとは逆に
今は朝日が差し込み明るさが余計際立った部屋の
大きすぎるくらいのベッドに
横たわる存在を見つけた。
「……まだ寝てるのか。」
起こすのも…あれか…
音を立てないようにソファに座ると
自分の正面には静かな寝息をするA。
俺の気も知らずでスヤスヤと眠る顔は
いつも煩いのが想像出来ないくらい
お淑やかな少女のようだ。
「…はぁ…何やってんだか……」
起きる気配がなさそうなAに向かって
ボソッと声をかけるが、
当たり前だが返答はない。
彼女を知ってから数日が経ち、
目の前での姿を見て改めて思う。
俺は…ただ、気になったり、
ただ、欲しい…それだけの感情なのだろうか。
「…んぅー……、」
「…！」
暫くしてAが動いたのがわかった。
これは…起きそうだな。
案の定、起き上がったは起き上がったが、
ズルズルと寝ぼけながらベッドから降り出して
俺の方に向かってズンズンと歩いてきた。
「お、おい…！」
「うー…サイコー…！」
訳の分からない奇声をあげて
俺の前に立ちはだかってきた。
こ、こいつ…俺の事見えてるのか…？
よく分からないままAを見ていると
力尽きたのか、俺に向かって倒れ込んできた
「うおっ！」
「んー…」
ードサッ
そして彼女は、
寝ぼけながら
俺の太ももを枕代わりにして
寝転び始めたではないか。
「…………ッ…、！」
これは、なんだ…
目の前に起きている状況に
頭が追いつかない。
この女、馴れ馴れしいとは思っていたけど
出会ってから間もない男に
自ら膝枕をしにくるとは…
「……理解できない…」
また俺は悩むことが増えた。
心臓が爆発するんじゃないかレベルで
バクバクしているのは
気づかないフリをした。
.
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unim(プロフ) - sakuraさん» いつもご愛読してくださりありがとうございます！ぜひ新作がしっかり更新できるようこちらの作品を進めていきたいと思います！是非これからも宜しくお願い致します！ (2021年2月22日 10時) (
レス) id: 2e9c62ee0b (このIDを非表示/違反報告)
unim(プロフ) - ヒヨコさん» お返事遅くなり申し訳ございません(*_*)次回作へのコメントありがとうございます！ぜひ参考にさせて頂きます！これからも是非ご愛読宜しくお願い致します！ (2021年2月22日 10時) (レス) id: 2e9c62ee0b (このIDを非表示/違反報告)
unim(プロフ) - モアさん» お返事遅くなり申し訳ございません(*_*)次回作へのコメントありがとうございます！ぜひ参考にさせて頂きます！これからも是非ご愛読宜しくお願い致します！ (2021年2月22日 10時) (レス) id: 2e9c62ee0b (このIDを非表示/違反報告)
sakura(プロフ) - 久しぶりにサイトに戻ってきたら私の大好きなこの作品がまた再開されていて嬉しいです！しかもunimさんの新作までできるとは！！楽しみです！！ぜひ次回作もジェシーくんでお願いします！これからもご無理なさらず更新頑張って下さい！ (2021年2月2日 12時) (レス) id: 046f4242ca (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨコ(プロフ) - いつもお話、読ませてもらってます!とてもキュンキュンしています｡次回作もジェシー君がいいです。これからも無理のない範囲で､更新頑張ってください! (2021年1月27日 16時) (レス) id: 48bea02da8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：unim | 作成日時：2020年8月21日 7時
