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side : Jesse
ーーーー
ーー
ー
ー チンッ
「おい、どう言う事だ。」
「「…！！」」
社長室に着くと共に
俺は荒々しく声を上げる。
社長室に樹と慎太郎は既に到着していた。
「ジェシー、俺が別件で動いていた物とは別だな、この案件は。気付くのが遅かった。すまん。」
「いや、俺に隠れてヒソヒソと新しい部署を作ろうとは…狡い真似しやがったな。」
「ジェシー、樹を責めてやんなよ？」
「これは予想もつかなかった事だ。責めるわけない。とりあえず、詳細か何かは分かってるのか？」
間髪入れずに
先程家で聞いた、予想もしなかった出来事。
俺の耳に届かないまま
設立された新たな部署。
その存在はきっと裏には会長がいるに決まっている。
早くも動き出すとは…
"え…？！私が新しい部署に移動…？！"
……感づかれている。Aの存在。
もう闇へと引かれているAの手。
「一応、俺が調べたのはこれ。新たな役員も固められてる状態だし、何よりほぼ会長側の傘下の役員だね。これを見る限りは完璧、会長の動きだと。」
「…お前はこんなにも仕事が早かったのか、慎太郎。驚いたな。」
「俺だってお前の側人になるからにはこんぐらいはね。」
「慎太郎は元々働き者だったよ。営業部でも移動を惜しまれるくらいな。それよりもこの部署のトップはとりあえず、男だとしか情報がないんだ。怪しすぎる。」
「…どう裏を足掻いたって、そいつも会長からの選出だろう。一体なんの部署だ？」
「…それについても調べては見たが、もし本当なら俺らとの敵対を意味した存在になるだろうな。」
「…どう言う事だ？」
樹は一息つきながら
俺の前に一枚の紙を置いた。
その部署ついていろんな情報を調べたのだろう。
いくつかの情報も書かれていたが、
大きく丸印をつけている部分があった。
そこに目を通すと…
「…！！！」
「…これは確かにお前への会長からのプレゼントに違いない。あまりにも大きなものだがな。」
「…どうする、ジェシー。」
そこに書かれていたのは
「Business Promotion Department」
略して「BPD」
経営課題解決に向けて改善改革を推進する部署
「………改善改革…」
「俺らのやることなす事、良かれと思った事も全てその数倍で、押し潰してくるつもりだろう。」
"うん…ありがとう"
それでも俺は
……守り通さなければいけないものがある。
.
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unim(プロフ) - sakuraさん» いつもご愛読してくださりありがとうございます！ぜひ新作がしっかり更新できるようこちらの作品を進めていきたいと思います！是非これからも宜しくお願い致します！ (2021年2月22日 10時) (
レス) id: 2e9c62ee0b (このIDを非表示/違反報告)
unim(プロフ) - ヒヨコさん» お返事遅くなり申し訳ございません(*_*)次回作へのコメントありがとうございます！ぜひ参考にさせて頂きます！これからも是非ご愛読宜しくお願い致します！ (2021年2月22日 10時) (レス) id: 2e9c62ee0b (このIDを非表示/違反報告)
unim(プロフ) - モアさん» お返事遅くなり申し訳ございません(*_*)次回作へのコメントありがとうございます！ぜひ参考にさせて頂きます！これからも是非ご愛読宜しくお願い致します！ (2021年2月22日 10時) (レス) id: 2e9c62ee0b (このIDを非表示/違反報告)
sakura(プロフ) - 久しぶりにサイトに戻ってきたら私の大好きなこの作品がまた再開されていて嬉しいです！しかもunimさんの新作までできるとは！！楽しみです！！ぜひ次回作もジェシーくんでお願いします！これからもご無理なさらず更新頑張って下さい！ (2021年2月2日 12時) (レス) id: 046f4242ca (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨコ(プロフ) - いつもお話、読ませてもらってます!とてもキュンキュンしています｡次回作もジェシー君がいいです。これからも無理のない範囲で､更新頑張ってください! (2021年1月27日 16時) (レス) id: 48bea02da8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：unim | 作成日時：2020年8月21日 7時
