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時刻は0時。
土曜日ということもあって、ネットで調べても
全然ホテルが空いてへん。
俺このままじゃ朝までひとりやん…
そんなこと考えてたけど、ラッキーを見ていいこと考えた。
「ラッキーって一人暮らし？」
『え、はい。』
「俺、今日のホテル探してんねんけど見つからないから、お願いが……」
『どういう意味です？
………もしかして、うちに来るってことですか！？嫌ですよ！！』
「ほんま、少しの間だけ！な！」
『なんでですか！！』
「やってぇ……ジャニーズってストーカーおるし、今SNSがあるせいでこんな俺が外に1人で居ったらなんか事件起こるで？？
最後にいたのが警察官やったら、かなりやばいんちゃう？見捨てたことになるで？？」
これでもかとばかりに、捨てられた子犬の目をして
ラッキーを見つめる。
『……もうぅ！！分かりました！！』
こうして俺とラッキーの出会い、そして同居生活が始まった。
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作者名：いんちゃん | 作成日時：2019年4月8日 6時
