3話 ページ5
チュンチュン
朝、小鳥の声で目が覚める。
今、何時かな・・・?時計を確認する。5時だ。早すぎたな。2度寝しようともう一度目を瞑るが、中々寝付けない。
A「庭行こ。」
普段着に着替えて、上着を羽織る。
朝5時の庭は、誰も居なくて、静かだった。
今日の試合は誰とかな。そんなことを考えていると、突然目眩に襲われる。
A「ああ、だめ。こんな所で倒れちゃ・・・」
息が苦しい。
「A、貴女は生まれてきちゃダメな子なの。」
「お前なんて大嫌いだ!」
『早く死ねばいいのに』
ああ。此処に来てから楽しすぎて忘れていた。思い出すだけで苦しい。
「おい、大丈夫か!?しっかりしろ!」
気がつくとベッドの上だった。此処は何処かな。えっと、庭で倒れて・・・
エミリー「大丈夫?」
A「エミリー・・・?」
エミリー「貴女、庭で倒れたのよ。」
A「・・・知ってる」
エミリー「それで、ナワーブが運んで来てくれたの。」
助かった。ナワーブにお礼を言っておかなくちゃ。
エミリー「最近、何かあった?」
A「無い、けど・・・」
A「昔のことを思い出すとこうなるの。倒れたのは初めてだけど・・・」
エミリー「そう・・・。何かあったら何時でも相談してね。」
A「ありがとう。」
私はエミリーの部屋を出て、ナワーブの部屋へと向かっていた。
コンコン
A「・・・ナワーブ?」
ナワーブ「A?大丈夫か?」
A「平気。それよりありがとう。」
ナワーブ「・・・無理すんなよ」
A「うん。私ね、昔のことを思い出すとこうなっちゃうの。」
全て、ナワーブに話そう。私の過去を。
ラッキーキャラ
一等航海士
2人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
粉雪リリィ(プロフ) - ありがとうございます!お互い頑張りましょう! (2020年1月13日 15時) (レス) id: 4618065347 (このIDを非表示/違反報告)
キツネ.クラーク(プロフ) - 好きです(突然の告白)私は明日から学校です…更新頑張ってください!応援してます! (2020年1月7日 10時) (レス) id: 7c7b5170ef (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:粉雪リリィ | 作成日時:2019年12月3日 18時