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" cafe bloom "
中に入ると そこそこ混んでいて
私達と同様 学生が多く見えた
「 なんかここね 、
薔薇のケーキがあるんだって ! 」
BK 「 へえ 〜 オシャレだね , 」
店員さんに 席へ案内され 、
入って奥の窓際の席へと 座った
「 メニューみて! たくさんある! 」
BK 「 すげえ〜 ! 俺 バナナのシフォンケーキ にする 」
「 じゃあ私は 薔薇のケーキにする ! 」
「 ベク 、 飲み物は ？ 」
BK 「 ココア 〜 ! 」
「 甘いもの食べるのにもココアなの ? 」
BK 「 もちろん ! 」
ベクは いつも決まってココアを飲む .
寒い中 、ココアを飲んで白い息を吐く彼を見て
私まで いつも ポカポカする .
私がいつから 彼を好きになっていたのか 、
もう 覚えていない
いつも一緒に居て 、 気付いたら
当たり前のように ベクを好きになってしまって .
『 お待たせしました 、 こちらホットココアと アイスティー です 』
BK 「 あったけ 〜〜 、 」
嬉しそうに 一瞬舌で唇を舐め 、
いつものように ココアを飲んで 、
クシャッと笑う 、
「 ベク ! 来た ! 見て ! 」
私の前には 綺麗なローズ色の 花びらがのった
薔薇の ケーキ .
「 写真撮らないと ! 」
私がケーキの写真を撮り終え 、
食べようとすると
BK 「 わ 〜 うま ! 」
「 ちょっと なんで先に食べるの 〜 ! 」
ニヒヒと 口角を上げるベク
" ベク 、 あと何回
冬のあなたの笑顔を見れますか 、 "
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作者名：りあん | 作成日時：2020年12月8日 5時
