【東京喰種】嫌いから始まる⇒恋。2【霧嶋絢都】 (ページ2)

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嫌い⇒好き 51 ページ2

貴方「は、はい…。それより、トーカちゃんが!!」

アヤト「あ??」

貴方「さっきの音!!トーカちゃんがいた場所から!!」

私がそう言うと「チッ」と小さく舌打ちをして、マスクを着けた

アヤト「おい、案内しろ」

貴方「はい!!」

私とアヤトさんはすぐにトーカちゃんがいた所へ向かった

お願い
トーカちゃんが…何もありませんように!!

アヤト「トーカは戦えるのか!?」

貴方「えっと…今は……」

モゴモゴと喋るように言うと
アヤトさんは「クソッ」と言い走るスピードをあげた

私とアヤトさんが着くと、建物はほぼ全壊していた

私はトーカちゃんが待っていた所に行った

でもそこには…

トーカちゃんの姿は無かった

私はその場にヘタリと座り込んだ

貴方「どうしよう…私のせいだ」

私が置いて行ったから
あの時、一人にしなければ…

私が側に着いてれば…

そう思った時だった

「何勝手に人の事ころしてんの??」

声が聞こえて、振り向くと

少しムスッとしたトーカちゃんが立っていた

貴方「え??トー…カちゃん??」

トーカちゃんはスタスタと私の元まで来ると
マスク越しにデコピンされた

貴方「あいたっ」

トーカ「はぁ、私がそう簡単にﾀﾋぬわけないでしょ」

貴方「あはは…そうだよね」

トーカちゃんは「たくっ」なんて言って立ち上がって

トーカ「……え??」

アヤト「……」

アヤトさんに気づいた

トーカ「何でアンタ…ここにいんの??」

アヤト「……………別に」

何ですかその間!?

まぁ、トーカちゃんに何かあったかも。ってなって全力で走ってきたら
まさかの何もありませんでした。って感じだから…

うん、アヤトさんもどうしていいのか分からないんですね

何か……ごめんなさい