私も器なんですよ3【呪術廻戦】 (ページ10)

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伏黒のヤンチャ時代がわかり、わちゃわちゃと戯れ合う一年生だった。一通りの流れがひと段落すると不良から声がかかる。

バカA「それより伏黒さん。彼女っすか？！いいっすね。かわいいし！」

伏黒の腰に抱きつくAを指差し、だらしない顔で話しかける。

釘崎「はぁーー？！あんたら、うちの(伏黒「おい…」

不良「ひっ…！すいませんでした！」

デリカシーのない質問に伏黒が苛立たしげに不良を睨むと、不良は冷や汗を垂らしまた90度のお辞儀をした。

虎杖「伏グレくんが出てるぞ。」

『相当ヤンチャだったんだね。』

伏黒は恥ずかしそうに頭をかいた。

校務員「コラ！他校の生徒が入っちゃいかん！！…って伏黒くんか…」.

伏黒「…ども。」

伏黒と顔見知りで長く学校にいる校務員さんによると、八十八橋という心霊スポットについての話が聞けた。

伏黒が以前巡回した際には特に何もなかったようだが、行ってみるしか無さそうだった。

校務員「伏黒君！津美紀君は元気か？」

わざわざ追いかけてきて優しそうな笑顔でそう聞く校務員。Aが心配そうに伏黒の顔を覗くと、伏めがちにはい。と答えた。

虎杖「ツミキって誰？」

伏黒「…姉貴」

自分の話をしなさすぎだと怒る釘崎と純粋に驚く虎杖、いまだ心配そうなAも伏黒に促されまたぎゅうぎゅうと車に乗り込んだ。