2 ページ4
虎杖の戦いは交流戦での特級相手の戦闘を少し見ただけで、Aは初めてしっかりと彼と対峙した。
素早く力強い身のこなしで、加茂とも真希とも伏黒ともまた違う。驚異的な身体能力を利用した近接肉弾戦法に少し困惑してしまうA。
虎杖「まだまだ!」
だが、Aも負けてはおらず少し余裕そうに虎杖の拳を避けながら反撃のチャンスを伺っていた。
試しに、大きく木槌を振るうと虎杖はひらりと避け、反撃に飛びかかる。それを素早く木槌で受けて、柄を短く持ち直し飛びかかった姿勢の虎杖の腹に木槌をぶつけた。
思ったよりも呪力を込めてしまったようで、虎杖は訓練場の床にどたりと倒れた。
虎杖「いやー、やっぱ強いな!A!」
顔だけ起こして、にこにことAに話しかける虎杖。
『悠仁も、交流会のおかげで出会った頃よりもずっと強くなったよ』
Aは倒れた虎杖に手を伸ばした。
虎杖「ありがとう…」
ぐい!
虎杖はAの腕を掴んで、そのまま自分の方に引き寄せた。
949人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
[アイク・ブルームーン]アイおっとり(プロフ) - 面白いです!更新待ってます! (2021年8月24日 8時) (レス) id: 466201e21a (このIDを非表示/違反報告)
Ciel - めっちゃ面白いです!吾郎くんがかっこかわいいです。便新待ってます! (2021年8月11日 23時) (レス) id: 5e4a1d1d6d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぴっぴ | 作成日時:2021年8月10日 12時