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はっと目が覚めたA。一瞬気を失った。遠くに大和がこちらに向かってくる影が見える。
『そうだ。私は1人で戦えなくちゃいけない。』
軋む体を押して立ち上がる。大和がスピードを上げて向かってきた。
Aは親指と人差し指を絡ませるように手を合わせる。
ニヤリと笑って、大きく息を吸った。
『領域展開 異次空処(いじくうしょ)』
大和「しまった！」
瞬時に当たりが真っ白になると、大和は刀を振り上げたまま動かなくなった。
『体が動かない？
ここは無の次元。その名の通り何もない、何の情報もない。あなたの脳内の情報もね。
だから、何もできない。思考も行動も…
説明してもわかんないよね。
それじゃあ。』
Aは木槌を大きく振りかぶると呪力を最大限込めて、大和の腹めがけて攻撃を繰り出した。吹っ飛ぶ大和の背後に先回りすると、木槌を上から振りかざし大和を地面に叩きつけた。
Aが領域を消すと大和はばたりと倒れる。かろうじて意識はあるようだった。
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[アイク・ブルームーン]アイおっとり(プロフ) - 面白いです！更新待ってます！ (2021年8月24日 8時) (
レス) id: 466201e21a (このIDを非表示/違反報告)
Ciel - めっちゃ面白いです！吾郎くんがかっこかわいいです。便新待ってます！ (2021年8月11日 23時) (レス) id: 5e4a1d1d6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴっぴ | 作成日時：2021年8月10日 12時
