レディの気遣い ページ27
一年生4人が特級相当を各個撃破したことは高専内でも少し話題となっていた。
任務後もまた変わらず授業を受けて、各々放課後を過ごしていた。
少し体を動かして校庭の水道に集まった伏黒、釘崎、A。五郎も水飲み場に腰掛けて話を聞いていた。
『あの特級は共振ってことかしら…』
顔色を伺ってAが聞く。
共振、つまり虎杖の受肉に呼応して分けられた指達が目覚めたということだ。
伏黒「あぁ。その話…虎杖にはするなよ。」
釘崎「それって確定なの?」
伏黒「ほぼな。」
虎杖の受肉がきっかけに過ぎず八十八橋の呪殺がいつ始まってもおかしくなかったこと、そもそも虎杖が指を飲み込んだのは伏黒を助けるためだったことを伏黒は地面を見つめながら話した。
伏黒「でもアイツはそれで納得しねぇだろ。
だから、言うな。」
釘崎「言わねぇよ。レディの気遣い舐めんな。」
『うん。レディの気遣い私もできる。』
釘崎は隣に立つAの肩にこてんと頭を乗せると、さすがね。とつぶやいた。
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[アイク・ブルームーン]アイおっとり(プロフ) - 面白いです!更新待ってます! (2021年8月24日 8時) (レス) id: 466201e21a (このIDを非表示/違反報告)
Ciel - めっちゃ面白いです!吾郎くんがかっこかわいいです。便新待ってます! (2021年8月11日 23時) (レス) id: 5e4a1d1d6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴっぴ | 作成日時:2021年8月10日 12時