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伏黒は関係ないと言うように、ピザをモグモグしている。
虎杖「記憶はあんだけど、あの時は俺が俺じゃなかったというか…」
釘崎「何アンタ酔ってたの?」
虎杖「釘崎は俺があの状況で酒を飲みかねないと思ってるの?」
ショックを受けたように頭を下げる虎杖だが、すぐに顔を上げた。
虎杖「でもまぁ、伏黒もAも大したことなくて良かったな。」
ピザも食えてるし!と虎杖は笑い、釘崎は美味しそうにピザを食べた。
伏黒「あの時、呪力がカラカラだったからな、根を取り除いた時点で家入さんの治せる程度だった。」
そう言ってピザを食べながらも、もっと消化にいいもん持ってきてくれ。と伏黒は文句を言った。
五郎「Aの傷は俺が治した。」
虎杖「確かに宿儺も腕とか心臓とか治せるもんな。」
なんにせよ、よかった。と虎杖は笑った。
伏黒「虎杖。オマエ強くなったんだな。」
唐突に伏黒に話しかけられ、んあ?とピザを食べようと大きく口を開けたまま、振り返る虎杖。
伏黒「あの時、俺達それぞれの真実が正しいと言ったな。その通りだと思う。逆に言えば2人とも間違ってる。」
釘崎「答えがない問題もあんでしょ。考えすぎ。ハゲるわよ。」
虎杖は興味深げに話を聞く。Aはただ伏黒の横顔を見つめていた。
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みゅう(プロフ) - スミマセンすごい細かいんですけど18ページの2の三輪ちゃんの三が美になっていました。 (2021年4月1日 17時) (レス) id: 5656ed0b69 (このIDを非表示/違反報告)
381 - わーい続編だーこれからもがんばってください!応援してます! (2021年1月3日 8時) (レス) id: 664ca7d814 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴっぴ | 作成日時:2021年1月3日 2時