西畑の彼氏の話 (ページ7)

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向｢…んなん、しょっぴーが先に言いだしたんやん｣

渡｢は？絶対康二なんだけど｣

向｢あんなぁ…｣

｢こーちゃん、！｣

向｢え？A？Aやん！！えなんでおるん？｣

｢お仕事で来てて。楽屋近くって聞いたからご挨拶に寄らしてもらった｣

昔馴染みの顔を見るとやっぱり安心して、
不思議と話せるようになる。

向｢そうなん、一人で偉いなぁ｣

｢幼稚園児と違うんやけど｣

向｢みんなに挨拶できた？｣

｢うん、ちょっとだけ｣

向｢偉いやん｣

｢…渡辺くん、お久しぶり、です｣

渡｢久しぶり。なんかお前またでかくなったでしょ｣

深｢それ俺も思ったの！てか言ったの！｣

｢…ぁ、ごめんなさいそろそろ時間、｣

腕時計を確認すれば、もうすぐ集合の時間。

向｢もう行ってまうの？寂しいなぁ｣

｢おじゃましました、こーちゃんまたね｣

ごはん連れてって、と冗談混じりで言うと、

岩｢俺とも行こ。なにわ男子みんな連れてきてもいいから笑｣

深｢俺も俺も！美味しい店紹介するし｣

佐｢メンバーにもよろしく言っといて笑｣

ラ｢じゃあ僕はごはん連れてってもらおうかな？笑笑｣

目｢ラウの方が背高いから奢りだろ笑｣

ラ｢え！？マジで！？｣

向｢も〜みんな話長い！A戻られへんやろ！｣

｢じゃあ、また｣

一礼して、楽屋を出る。
後輩の僕が偉そうに言うことでもないけど、
このグループ、そしてメンバーの
人気のわけがまた一つわかった気がした。