お泊まり会とかいうハブ ページ14
渡辺side
田｢おじゃましまーす！｣
今日は樹がうちに泊まりに来た。
｢じゅ？｣
田｢そうだよ〜｣
樹が部屋に入ってきた途端飛びつきに行くA。
というのも、今日樹を呼びたいって言ったのもAなんだよな。
『樹相変わらずフッ軽なのな』
田｢Aに呼ばれたからには俺来ないわけにいかなくない！？｣
『お前意外と重いよな』
田｢そんなこと言うなよAは特別なんだよ…｣
『そういうとこだよ』
｢じゅ！こ！｣
田｢ん、どこ行くの？行く行く｣
自分の為に来てくれたんだろ、と言わんばかりに樹を連れ去っていくA。
俺は仲間外れかよ。…一応家主なんだぞ。
適当に買ってきた飯を食卓に出して、二人を呼びに行く。
『樹ー？Aー？』
｢ちぁうよ！こ！｣
田｢あぁ、ここ？ごめんごめん｣
｢ん｣
田｢くれんの？ありがと｣
｢じゅ〜♪｣
田｢なぁに〜｣
寝室でブロックを広げて遊ぶ二人。
こっちには気づいてない様子だったから何故か入っていきにくくて、ドアの陰からそっと見つめる。
なんか親子みたいで笑えてくる。
田｢ねえA、お前の兄ちゃんなんかあそこでニヤニヤしてんぞ｣
｢にぃ？｣
あ、バレた。
『飯できたけど食う？』
田｢食う！｣
｢くう！｣
『こら、A！食うじゃないでしょ。』
｢…たべう｣
『よし。片づけたらおいで』
｢あーい｣
田｢しょっぴーありがとー｣
二人が揃ってリビングに戻ってきた時には、Aはもう眠いみたいでほとんど目が開いてなかった。
『ちょ、Aｗｗｗ』
樹に抱っこされて椅子に座ったAは首をかくかくさせて今にも寝そう。
田｢Aー、A？ご飯は？笑｣
｢んぅ…｣
『もう寝てんじゃんｗ』
田｢Aさん？はい口開けて、あーん｣
｢んぁー…｣
ほぼ無意識みたいに口を開ける。
田｢まって無理ｗｗｗｗｗ可愛いんだけど｣
ちっちゃい子あるあるだとは思うけど、やっぱり何回見ても面白い。
なんとか完全に寝る前にAの口にご飯を放り込み、俺たちも食べ終える。
『A、風呂入る？』
｢はいうー｣
田｢あれ、復活？｣
『なんか目覚めたみたいだな、笑』
田｢俺と入る？しょっぴーと入る？｣
｢じゅ｣
『結局樹かよ』
田｢これに関してはわかってて聞いた｣
『うーわ』
結局寝るのも樹と一緒で、朝ごはんも樹が食べさせるし、お兄ちゃんいいとこなしだよ…。
まあ、こんなに長い時間一緒に過ごせるのも稀だし、今くらいはべったりでもいいか、なんて。
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かりん(プロフ) - とても可愛くて癒されます！！ (7月23日 18時) (
レス) @page15 id: 48bd583dd7 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - リクエスト失礼します。もしよければ休みの日にゆり組で二人の昔遊んだ場所(思い出の地的な)に妹ちゃんをつれていってあげるお話が読みたいです🙏二人が親につれていってもらってたところに今度は妹ちゃんをつれていくというか… (2022年8月30日 17時) (レス) id: 6eedc0100c (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - コメント失礼します。 評価間違えてしまいました占ツクの使い方全然わからなくてすみません この作品すごく面白いです楽しくみさせてもらってます (2022年8月8日 12時) (レス) @page1 id: 70337c960c (このIDを非表示/違反報告)
諒(プロフ) - コメント失礼します。とても癒されます。これからも応援してます(*^^*) (2022年4月27日 9時) (レス) @page14 id: c6cd90fd0d (このIDを非表示/違反報告)
モエコ(プロフ) - 初コメです！もうめちゃくちゃ楽しみながら読ませていただいています！更新楽しみにしていています！！ (2022年4月21日 7時) (レス) id: fc7c717007 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うつつ | 作成日時：2022年4月2日 21時
