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逃げようとしてみた。 ページ10





もう限界。





1人目。

「Aさん。1人で外に出てはいけなかったでしょう?お家に帰りましょうね。」



彼が出かけている時にこっそり家を抜け出した。

久しぶりの外だと気分を高まらせてお散歩をした。

数分も経っていないのに、気づけば彼に肩を掴まれていた


『もう1人になりたいんです。』

勇気を出して心の底からの本音を絞り出せば、

彼は何も言わずに私の腕を強く掴んで、家に戻された。




2人目。

彼が席を外してるうちに、一緒にしてたゲームを放り出して玄関へと足音を立てずに向かう。

手を伸ばせば明るい光がそこにある。

取手を掴んだところで身体は後ろへ引っ張られる。

「何してんの」

普段より数段低い声が私を拘束した。

必死に言い訳を考えたけど、思いつかなかった。

「次やったらどうなるか分かってる?」

今度はお部屋に閉じ込められちゃうかも。




3人目。

ちょっとしたことですぐに嫉妬して自分を傷つけてしまう彼。

今まで心配して最大限気にかけてきたけど悪化するばかり

もう無理だと感じ、家を出ようとすれば彼に引き止められます。

「ねぇお願い、、お願いだから行かないで…」

思わず振り向けば、涙で顔を濡らした彼の姿が。

ショックと悲しみで力が抜けたのか、へたりこんで貴女の足に強く絡み付きます。


彼から逃れる術なんて残されてはいませんでした。




4人目。

手錠と足枷と首輪をつけられて、もはや飼われてるペットのような貴女。

そんな貴女に、逃げ出すチャンスが。

足枷の鎖を外す方法を見つけました。

それに首輪の鍵が部屋の引き出しに。

彼がいなくなったタイミングを見計らって部屋を出ます。

階段を降りた先には扉と…彼の姿。

あれもこれも、全部罠だったことに気がつきます。

「Aちゃんなら引っかかると思ったよ。
まだ教え足りなかったんだね。」

捕まれば最後。




5人目。

「Aちゃん、そんなん無駄っすよ。」

彼から逃れようと玄関に行きますが、そう簡単に鍵が開くはずもなく。

しばらく放心していれば足音。

まずいと思いそこら辺のクローゼットへ息を潜めます。

足音が聞こえなくなり、クローゼットからこっそり抜け出せば運の尽き。

「もう一回、身体に教えないと…っすか。」

わーお…





LINE無視してみた。→←告白されてみた。5人目



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設定タグ:ヤンデレ , 反応集 , してみた・されてみた   
作品ジャンル:恋愛
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(プロフ) - こくりさん» ヾノ≧∀≦)イエイエ!更新楽しみにしてます( *´꒳`* ) (4月19日 7時) (レス) id: 54da23b7e4 (このIDを非表示/違反報告)
こくり - 涙さん» ぐへへそれ最高ですね。ネタ提供ありがとうございます…ウヘヘ… (4月17日 21時) (レス) id: b7c3e5c7d6 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - リクお願いします!「彼の帰りを待ってたら彼のベッドで寝落ちしちゃった」「夢主ちゃんが記憶喪失になちゃった」ってのをお願いします!ヤンデレ最高っすフヘヘ( ◜ω◝ ) (4月16日 21時) (レス) id: 54da23b7e4 (このIDを非表示/違反報告)
こくり - 性癖でしか書いてないケド一ヶ月以上更新してなかった作品に未だにハートがつくのが嬉しくてたまらない… (4月14日 12時) (レス) @page14 id: b7c3e5c7d6 (このIDを非表示/違反報告)
こくり - うわぁぁぁこちらも覗いて下さって本当ぉぉぉぉありがとうございます!! (2月29日 11時) (レス) id: b7c3e5c7d6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こくりこくり | 作成日時:2024年1月2日 0時

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