熱湯に浸かる【反応集】［ヤンデレ］

好きって言ってみた。 ページ1

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貴方に乗せた、甘い言葉。

『好きだよ。』




1人目。

「えっ、どどっどうしたんですか、Aさん？！」



真っ赤になった彼の顔。色水を被ったみたいに赤い。

でもそれも全部ウソなんでしょ？

Aの声を加工して、好き以上のこと、言わせてるくせに。




2人目。

「…そう。」



素気ない彼。

すぐに後ろを向いて、よそごとを始めてしまった。

素直にならなくていいの？

Aをストーカーして怖がらせる程に好きなのにね。




三人目。

「僕は愛してるから！！」



半ば怒鳴るように愛を伝える。

それじゃAは怖がっちゃうよ。

Aを堕とすためにはとんでもないこともするのに。

仕方ないよね、不器用なんだから。




4人目。

「そっかぁ。Aちゃんは、俺のこと好きなんだねぇ。
　俺も、君のことぐちゃぐちゃにしたいくらい大好きだよ。」



Aに狂気と凶器を突きつけて。

本心でもないこの言葉、言われてホントに嬉しいの？

刃物と拘束具が散乱する部屋で、貴女が生きるためには

偽るしかないのです。




五人目。

「…俺も…俺も、好きっすよ…」



高揚した彼が見つめる貴女。

ホントは愛す人がいたのに、いるべき場所があったのに。

全て彼の手によって壊されてしまった。

でもよかったね。1人だけ縋れる人が見つかって。










…六人目。

「あらやだぁ、Aちゃぁん、とぉっても嬉しいわぁ〜アタシも、だ・い・す・き。」



まるで乙女のように頬を抑える彼。

いつも通りのテンションの貴方。でもいつからだっけ、

束縛が激しくなったのは。

彼の瞳を覗けば、きっとハートマークが浮かぶはず。



















ご愁傷様



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