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「……話って何?」



「ふふ。luzくんのことなんだけどさぁ」









店内の隅。あくまでも仕事中であるからにも関わらず彼女は隠れもせずに話し始めた。



女性にしては高めの身長と、よく通るソプラノの声。









「私、あのシェアハウスを出て行く前に撮ったluzくんの写真忘れてきちゃったみたいなんだよねえ……知らない?」



「………」









知らない?と、一応は疑問系ではあるもののその瞳は“知ってるんでしょ”と言う風に光っていた。









「知ってる。……けど、渡せない」



「なに?そういう方向に目覚めちゃったから渡したくないって?」



「違う。けど、渡せない」









なんか同じようなことAちゃんにも聞かれた気がするんだけど。









「なんでよ?私のモノなのに」


「モノじゃない。luzくんは人だから」









鋭い眼差しに睨まれるけど、怯まずに言い返した。









ふと、いつの日かluzくんが倒れた時を思い出す。



皿が割れる音がして、行ってみればluzくんが倒れていて。…大方皿洗いの手伝い中に隣のAちゃんに触れてしまったんだろうけど。









触れただけで大変なことになってしまうのは女性限定。そうなった元凶は紛れもない目の前のこいつ。









「あんたのことは、許さないから」









根強く芽生えた意思を、口に出した。


*

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宇狛ろふ - 時雨さん» コメントとご指摘ありがとうございます!!確かにアイスは冷凍庫やw発狂ですか?発狂仲間ですね(?)言い方は全然大丈夫です。寧ろご指摘感謝ああああああぁあ!! (2018年5月7日 22時) (レス) id: 3b2ee4d8be (このIDを非表示/違反報告)
時雨 - これ冷蔵庫じゃなくて冷凍じゃないんですか?まぁ、いつも更新される度発狂しているくらい好きなんですけど...言い方がきつくなってしまってすみません。頑張ってください! (2018年5月5日 23時) (レス) id: 8391115ca5 (このIDを非表示/違反報告)
小雨(ΦωΦ)(プロフ) - 宇狛ろふさん» えへへ←← これからも頑張ってください!! (2018年5月2日 5時) (レス) id: 10e078c097 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 宇狛ろふさん» はーいっ! (2018年5月1日 18時) (レス) id: 951f5e568d (このIDを非表示/違反報告)
宇狛ろふ - 小雨(ΦωΦ)さん» はい、ありがとうございます!!なんか私の他作品でもコメントして下さってたみたいで本当に嬉しいです! (2018年5月1日 18時) (レス) id: 3b2ee4d8be (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:宇狛ろふ | 作成日時:2018年4月14日 17時

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