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鷹の目と攻防戦を繰り広げている時にも、パシフィスタは一斉に攻撃を開始する。
海兵も後退し始め、何かが始まろうとしていた。
「チッ…… 此処は一旦……！」
勝負を止めてルフィの元へ行こうと大剣を弾いて退がると、鷹の目もそれ以上は攻撃してこない様子だった。
「……お主の名は何と申す」
去り際に鷹の目が俺の名を尋ねてきた。
「…リベルテ、だ」
この場で、信用も出来ない者には流石に名前は教えられないので、暫時の思考の後、偽名で返した。
……何かを察したのか、鷹の目は少し笑う。
「___そうか。
リベルテ、再びお主と巡り合う時が来れば良いな」
「……フン、どうだかな」
何かを認めてくれたらしい。もう攻撃はしない様子を確認すれば、大分前に進んで行ったルフィの元へと勢いをつけて走った。
「振り出しに戻りなよォ〜〜」
「黄猿ッ……！」
前方のルフィの前にいたのは、蹴り飛ばそうと構えている黄猿。
駆ける足を速め、本当に僅かだが見える速さの脚を
二人の間に割り入って蹴り上げた。
「……お前は確かァ〜、シャボンディ諸島にいた奴だねェ〜？」
シャボンディ諸島では直接対決はしなかったが、如何やら姿を記憶されているらしい。
「嗚呼、そうだ……！
彼奴の邪魔はさせないぞ、大将 黄猿ッ！」
「……おォ〜怖いねェ〜……」
覇気を纏いながらルフィが通り過ぎるまで、黄猿の行動を見張る。何を慎重になっているのか、其奴は動かなかった。
「……！？ お前、Aか！？」
「……！ イゾウ……！」
七武海のジンベイと共に、此方を通り抜けて行くのは白ひげ海賊団の隊長達。
まぁ、このような戦場なら気付かれにくかっただろうな。
流石の黄猿も隊長達が相手だと手が出せない様で、これも良い機会だと思い、進み出そうとする。
しかし、突然周りの海賊達がどよめき始めたことに、嫌な予感が過ったんだ。
思わず進む足も止めて、海賊達の見る後方へと、視線を移す。
「……は……？」
___其処には、剣に腹を貫かれた父上の姿があった。
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Noah†(プロフ) - 更新待ってました(*´∀｀)ワクワクしっぱなしです…これからも頑張ってください(*´-`) (2018年1月8日 0時) (
レス) id: 16f26e4166 (このIDを非表示/違反報告)
しーた(プロフ) - 凄く面白かったです…！！更新ずっとお待ちしております… (2017年12月25日 11時) (レス) id: e6fa4e5308 (このIDを非表示/違反報告)
みかづき(プロフ) - め、めちゃくちゃいい所なのに！…すっごく面白いです！続き気になります！更新頑張ってください。 (2017年8月24日 11時) (レス) id: 40dece2299 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レフト | 作成日時：2017年2月21日 2時
