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そう唱える様に言った其奴から青い膜が広がったかと思うと……一瞬で景色が変わった。
俺は突然の事で少し驚くが、其処が見覚えのある場所だったが為に大体は納得した。
……瞬間移動だな。
今迄いた建物の上が振り返った先に確認できた。このような事が可能とあれば……
「……悪魔の実の能力者か」
「そういうことだ……入れ」
トラファルガーは俺の言葉に肯定すると
目の前にある潜水艦に向かって歩く。
その潜水艦には、トラファルガーが着ている服と同じ髑髏のマークがあるので、それが彼の航海を共にする船だと分かる。
……いや、正確には
「キャプテン！……ってあれ、そいつ誰？」
「全身黒いし不審者か？」
「バカ、キャプテンが不審者なんて連れてくるわけねェだろ」
……彼等、だな
その潜水艦から顔を覗かせたのは、男二人と人語が話せる白い熊。二人と一匹は皆、同じマークの服を着ているので船員なのだろう。
トラファルガーは一つ、溜息をつくと「怪我人だ」と言って、掴んだままの俺の腕を引いて船内に入る。
「良いのか？たかがこの程度の怪我で」
腕を引かれつつ、俺は問いかける。
すると、トラファルガーはフッと微笑んだ
「この程度で済むほどのキズじゃねェよ……何があったのかは知らねェがケガ人は大人しくしておけ。
___おれも気になることがあるからな」
「それは……どういうことだ」
「……何でもねェ」
ぷいっと背けたその時に目に入ったその帽子。
……気になること、か……そういえば、トラファルガーの被っている帽子は何処か身に覚えがある気がする様な。
……まあ、気の所為だろう。
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Noah†(プロフ) - 更新待ってました(*´∀｀)ワクワクしっぱなしです…これからも頑張ってください(*´-`) (2018年1月8日 0時) (
レス) id: 16f26e4166 (このIDを非表示/違反報告)
しーた(プロフ) - 凄く面白かったです…！！更新ずっとお待ちしております… (2017年12月25日 11時) (レス) id: e6fa4e5308 (このIDを非表示/違反報告)
みかづき(プロフ) - め、めちゃくちゃいい所なのに！…すっごく面白いです！続き気になります！更新頑張ってください。 (2017年8月24日 11時) (レス) id: 40dece2299 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レフト | 作成日時：2017年2月21日 2時
