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「よそ見してんじゃねェぜ！！」
「……ッ！」
気付くと間近に迫っていた戦闘丸の攻撃を避け、カウンターとして一発蹴りを叩き込む……が
「わいのガードは世界一！！そう簡単には破れさせねェ！
"足空独行"ッ！！」
覇気を使った守りで防がれ、其奴は再び攻撃を繰り出した。
「ぐっ……！！」
覇気には覇気と俺も同じ様に腕を交差させて守る。しかし、予想以上に攻撃は強く、腕はヒリヒリと痛んだ。
「……覇気か……麦わらの一味とは格が違ェな。
だったら、鉞の出番だ！」
悠長に戦っている暇はない……！
俺は此方に振られた鉞を懐から取り出したナイフで止め、そのまま弾く。
「何だとッ！？」
そして、隙が出来た瞬間に覇気を込めた拳でガードに構わず思いっきり殴り抜けた。
「クソッ！！ ぐああああああ！！」
戦闘丸は少し耐えたかと思うと……そのまま吹っ飛び、建物を貫通しては消えていった。
ここまでやれば、死にはしないが暫くは再起不能になるだろう。
「お前達……ッ！！」
振り返って見ると、ゾロの目の前にバーソロミュー・くまがいた。
そして、バーソロミュー・くまの手が彼に触れたかと思うと___
「え……？ ゾロ！？ ……ゾロ！！？」
忽ち、ゾロの姿が消えてしまった。それはきっと悪魔の実の能力。
……何の能力かは分からないが、触れるだけで死んでしまう、なんてそんな能力では無いだろう。瀕死だったので明言は出来ないが……
これ以上被害を出さない為にも、取り敢えず今は残った此奴らを逃すのが先決だ。
「逃げろッ！ お前達！！」
バーソロミュー・くまに向かってナイフを投げ、此方に視線を移させる
「貴様は……誰だ」
「答える必要は無用！これ以上彼奴らに手出しはさせないっ！」
「……そうか」
すると、バーソロミュー・くまは此方に触れようとしたので、俺は 一歩退いて回避してナイフを投げる。
「……無理か……ッ！」
そのナイフは其奴の掌にある肉球らしきものによって弾かれた。……恐らく、あれが能力なのだろう。
「安心しろ…おれはお前達に危害を与えない」
「……何を言って……！……ッ！？」
気がつくとバーソロミュー・くまは消え、代わりに彼方の方から叫声が上がる。
「まさか……これは瞬間移動か！？」
逃げている一味の側に彼奴の姿が見える。
あの時、彼奴は自分に触れた瞬間、彼らの場所に現れた。
急いで走り出すが間に合わず……また一人、消えた。
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Noah†(プロフ) - 更新待ってました(*´∀｀)ワクワクしっぱなしです…これからも頑張ってください(*´-`) (2018年1月8日 0時) (
レス) id: 16f26e4166 (このIDを非表示/違反報告)
しーた(プロフ) - 凄く面白かったです…！！更新ずっとお待ちしております… (2017年12月25日 11時) (レス) id: e6fa4e5308 (このIDを非表示/違反報告)
みかづき(プロフ) - め、めちゃくちゃいい所なのに！…すっごく面白いです！続き気になります！更新頑張ってください。 (2017年8月24日 11時) (レス) id: 40dece2299 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レフト | 作成日時：2017年2月21日 2時
