【story 260】 ページ38
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ジェイドは最後に氷ったように冷たく光る青い瞳を見つめると、目を閉じた。
そして、パチンッと空気を切る音が響くと彼は静かに目を開ける。
視線の先には、煙を吐きながらじっとこちらを見下ろす彼女の瞳と重なった。
ジェイドは反射的に首筋に触れると、傷ついた肌は治癒魔法で塞がっていた。
ジェイド「？………どうして僕の記憶を操作しないんですか？」
彼の興味深そうに見つめる瞳を見ながらエリザは煙を吐いた。
『んー、……嘘つきは嫌いよ。
でも、……君が犬みたいに必死に愛嬌を振舞っている姿は可愛いなぁって思ってたの。
君は賢い子だよ。……だから今捨てるのは惜しいなって思ったの。』
ジェイド「おやおや、……ウツボを犬扱いですか。」
『ふふっ、……噛み付く犬は嫌いだけど、…守ってくれる忠犬は好き。』
ジェイドの髪をスリスリと撫ぜながら優しく彼を見つめた。
『君は追い詰めても結局本性を出してくれなかった。
君の綺麗な言葉の裏側のドロドロした部分はずっと隠したまま。
………それに興味が湧いたの。』
エリザは不穏な笑みを浮かべると、ジェイドは彼女の手をパシッと払った。
ジェイド「……僕は貴女の忠犬にはなりません。」
不機嫌そうな表情を浮かべる彼に、エリザは楽しそうに笑った。
『ははっ、……いいよ。忠犬になるまで飼い慣らしてあげるから。
君には、退屈を紛らわせてくれたご褒美をあげなきゃね。』
ジェイド「？」
『…君と取引してあげる。ただし条件は少し変える。
・貴方は1日に1度、私の要望に答える。
・その代わり、今日のように紅茶を飲みながら貴方の話を聞いてあげる。』
エリザの言葉にジェイドはピクッとすると驚いた表情で彼女を見つめた。
ジェイド「………良いんですか？」
エリザの目には、尻尾を振る犬とジェイドが重なりクスクスと笑った。
『えぇ。決めるかどうかは貴方次第だけど。
……君の底なしの好奇心を私で満たしてあげる。』
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ぱお(プロフ) - Fの小説さん» わぁぁ、共感めっちゃ嬉しいです(泣)ゴスマリのリリアちゃんとセベクくんの絡みが個人的にめちゃ好きでした！いや、まじでツイステに人権握られてます、、。ありがとうございます！ぼちぼち更新します(^ω^≡^ω^) (2020年11月27日 2時) (
レス) id: 0d9f797681 (このIDを非表示/違反報告)
Fの小説(プロフ) - なんかわけわからん文章になってたｗｗ 私はリリアさん推しなのでそんなにダメージはありませんでしたが、ぱおさん…10万ですか…やばいですね…すごいです… (2020年11月25日 13時) (レス) id: 1437a4eab1 (このIDを非表示/違反報告)
Fの小説(プロフ) - 文章書いてていざ出すときにあれ？みたいな事ってよくありますよね…めっちゃ共感します泣 私はリリアさん推しなのでぱおさんすぎょいって思いました()荒れまくるのめっちゃわかりますｗ続き楽しみにしてます！頑張って下さい！ (2020年11月25日 13時) (レス) id: 1437a4eab1 (このIDを非表示/違反報告)
ぱお(プロフ) - Jjjさん» いや、もはやコメントに愛しか感じない！！！！！はよフロ監ハッピーエンドにしたいぃぃぃけど時間と供給が間に合わなぃぃぃぃぃぃ(^ω^≡^ω^)いや、もう文章にセベク愛を感じます(くそ自惚れ)ありがとうございます！ (2020年11月24日 22時) (レス) id: 0d9f797681 (このIDを非表示/違反報告)
Jjj - コメ返しありがとうございますうううう。早くフロイド思いだせよっっって思って待ってますね！！！！！！更新頑張って下さいいいい！！！！！！！！！！！！！！！((うるさ (2020年11月23日 22時) (レス) id: 164c86cd11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱお | 作成日時：2020年11月21日 23時
