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Aは頭の中で色々と考えを進めながらフロイドに話始めた。
『…………きっと、彼女はフロイドのことをただ知りたかっただけなんだと思うよ。
2人がいつから知り合ったかは分からないけど、話さないとお互いの事って分からないでしょ?』
フロイド「………ジェイドなら分かるもん。Aだって話聞いただけで分かってくれたじゃん。」
『……何で分かったと思う?』
フロイド「………分かんない。」
『ふふっ、……分かんないかぁ。』
クスクスと笑みを浮かべるAにフロイドはそっと視線を上に向けた。
フロイド「もぉー、…意地悪すんなよぉ。」
フロイドは振り返りながら答えを求める姿にAも楽しそうに笑みを浮かべた。
『……私が貴方の元恋人で、ジェイドが貴方と生き残った唯一の兄弟だからだよ。
ご機嫌は治った?しょぼくれリーチくん。』
フロイドは一瞬きょとんとした表情を浮かべながらもすぐにふにゃっと柔らかく笑った。
フロイド「……………あはっ、やっぱAは面白いなぁ〜。全然飽きねぇーもん。」
楽しそうに笑うフロイドにAも安心したように溜息を吐いた。
『やーっと、機嫌治ってくれた。……あんまり難しく考えなくていいって前から言ってるじゃん。ユウちゃんからきっとお詫びの連絡来てるんじゃないかな?』
フロイド「あ、まじだ。スゲー長文のヤツ来てる。…………傷つけてごめんなさいだって。」
片手で携帯を操作するフロイドを退かしてAも再び鏡の前に座りグロスに手を伸ばした。
『ほら、ユウちゃんもフロイドと仲良くしたかっただけだったでしょ?』
Aはそう呟きながらスっとグロスを塗った。
フロイドも携帯を操作する傍ら、Aの横顔をじっと眺めた。
フロイド「………Aは彼氏作んないの?」
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きのこ - え?夢主ちゃんが彼氏募集中だって??おっしゃ私の番だな((( (2020年12月12日 2時) (レス) id: df37523ae2 (このIDを非表示/違反報告)
ぱお(プロフ) - きのこさん» オクタは尊い間違いない。わぁぁぁぁありがとうございます(´;ω;`)ぼちぼち更新します(^ω^≡^ω^) (2020年11月30日 22時) (レス) id: 0d9f797681 (このIDを非表示/違反報告)
きのこ - ぅッッッッッッわぁ.....好きだぁ....尊いオクタ..(((デュフ というか夢主ちゃんが私のドストライク過ぎて..よし結婚しようk(((お巡りさん、コイツです。 更新頑張って下さい!!! (2020年11月28日 23時) (レス) id: df37523ae2 (このIDを非表示/違反報告)
ぱお(プロフ) - めるるさん» 嬉しさの極み(^ω^≡^ω^)(喜びの舞) (2020年11月23日 22時) (レス) id: 0d9f797681 (このIDを非表示/違反報告)
めるる - すこ(*´艸`*) (2020年11月22日 17時) (レス) id: 6f3ffb190f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぱお | 作成日時:2020年11月19日 21時