▽ ページ15
.
Aは学園長室から出ると再び見慣れた色違いの瞳と目が合う。
フロイド「あれ?…なんでAがここに居んの?」
『?…いや、逆にこっちが聞きたいんだけど、。』
フロイド「?……えーっと、小エビちゃんが学園長室に用あるけど場所分かんないから案内してあげたの。」
『あぁ、(察し)……。私もさっき呼ばれて学園長からユウちゃんの事可愛がって〜って言われてたの。』
Aは2人の会話を聞いてオロオロするユウを背後から抱き締めながら髪をスリスリと撫ぜた。
ユウ「!?……っ、Aさんくすぐったいです、」
緊張しながらビクビクと反応するユウにAは楽しそうに微笑んだ。
『あはっ、…やっぱ初めて見た時から可愛いなぁって思ってたんだよねぇ〜。……って、ちょっとフロイド!』
フロイドは不満そうにぐっとユウの手を引いて自分の方に引き寄せた。
ユウ「キャッッ!?……っっ、フロイド先輩、」
驚くユウを落ち着かせるようにフロイドはスリスリとユウの髪を撫ぜた。
フロイド「はぁーい。触んの禁止。…小エビちゃんは俺が最初に見つけたからAでもダメ。」
フロイドに見下ろされながらAはムスーンと不機嫌そうな表情を浮かべた。
『…女の子の後輩出来て嬉しかったのになぁ、ユウちゃんまた今度遊ぼうね?』
ユウ「は、…はい!………私も、Aさんと仲良くなりたいです、、。。」
Aはユウの言葉を聞いて嬉しそうに微笑んだ。
2人の会話にフロイドは溜息を吐きながら、慣れた手つきでAの髪をスリスリと撫ぜた。
フロイド「………はぁーもう、また別日に小エビちゃん改めて紹介してあげるから。ジェイドとアズールにしばらく遊んで貰いなって。」
不服そうな顔を浮かべるAをフロイドも楽しそうに見つめるが、
Aは2人の名前を聞いて思い出したかのように『あっ』と声を出し、フロイドの手からパッと離れた。
『…2人に食堂で待っててって言ったのに忘れてた。戻らなきゃ。、……それじゃあユウちゃん。また会えるの楽しみにしてるね!』
Aはそれだけ言い残して食堂の方向に走って行った。ユウはその後ろ姿をじっと眺めながら呟いた。
ユウ「……、Aさんって何となくフロイド先輩と雰囲気似てますね。」
フロイド「はぁ?……俺あそこまでマイペースじゃねぇーもん。」
.
330人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
きのこ - え?夢主ちゃんが彼氏募集中だって??おっしゃ私の番だな((( (2020年12月12日 2時) (レス) id: df37523ae2 (このIDを非表示/違反報告)
ぱお(プロフ) - きのこさん» オクタは尊い間違いない。わぁぁぁぁありがとうございます(´;ω;`)ぼちぼち更新します(^ω^≡^ω^) (2020年11月30日 22時) (レス) id: 0d9f797681 (このIDを非表示/違反報告)
きのこ - ぅッッッッッッわぁ.....好きだぁ....尊いオクタ..(((デュフ というか夢主ちゃんが私のドストライク過ぎて..よし結婚しようk(((お巡りさん、コイツです。 更新頑張って下さい!!! (2020年11月28日 23時) (レス) id: df37523ae2 (このIDを非表示/違反報告)
ぱお(プロフ) - めるるさん» 嬉しさの極み(^ω^≡^ω^)(喜びの舞) (2020年11月23日 22時) (レス) id: 0d9f797681 (このIDを非表示/違反報告)
めるる - すこ(*´艸`*) (2020年11月22日 17時) (レス) id: 6f3ffb190f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぱお | 作成日時:2020年11月19日 21時