6．クラリネス王国第二王子 ページ7
ゼン「では面倒だが改めて」
紋章を見せつける様にラジに見せた。
ラジ「ん...？その紋章h」
ゼン「お初にお目にかかる。私はクラリネス王国第二王子 ゼン・ウィスタリア」
白雪「第二...王子！？」
白雪は驚いてゼンの傍に寄る。
白雪「ゼンしっかりして！！私のことわかる！？1+1は！？」
ゼン「正気だ白雪」
驚くのも無理ないよね...私も初めて会った時も驚いたし。
ゼン「しかしまさか隣国の王子に毒を盛られるとは思いもしなかったがな。ラジ殿」
ラジ「ぼ、僕が...わっ私が毒を盛った証拠など！」
貴「まだしらばっくれる気？」
木々「いくらでもあるのでは？」
ミツヒデ「正式な場で真偽を確かめてもよろしいが？」
ラジ「そ！！それは...」
はぁ...狼狽え過ぎ。今更何をしても無駄なのに。
ゼン「では取り引きをしようかバカ王子」
あ、"バカ"は否定しないのね...する暇ないのか。
ゼン「今回のお前の愚行を公にされたくなければ＿＿＿二度と白雪に関わることもその口で白雪の名を呼ぶこともしないと誓え」
ラジ「...何故 白雪殿の...」
ゼン「剣を抜こうか？」
ラジ「わかった！誓う！今誓った！！」
ゼン「＿＿白雪！お前も言ってやりたいことが山程あるだろ」
白雪「え？」
ゼン「文句を言うなら今だぞ。思い切りいけ」
白雪は返事をしてからラジのところへ行く。
白雪「ラジ王子」
ラジに林檎を差し出す。
白雪「お見舞いの品です。腰を抜かされている様なので。それと、ゼンに早く薬を！」
白雪の話が終わった様だから私も行きますか！(ﾆﾔｯ
貴「＿＿＿安心しきってるところ悪いんだけど」
ラジ「＿＿ヒッ！！」
あれ〜？何でそんなに脅えてるのかな〜？
私まだ何もしてないんだけど。
ああ...私の顔が恐いからか！
ゼン「お...おい、A」
白雪「あっ、あのAさん！私のことだったらもう大丈夫ですので...！」
貴「まぁ白雪のことで言いたいことあるけども.........そうじゃなくて。
おいコラバカ王子。私のこと覚えてるか？」
そう言うけど首を傾げるだけ。もしかして忘れてるな？
ゼン達も頭に？を浮かべてる様だけど今は無視。
貴「＿＿＿本当に覚えてないのかな？」
怪しい笑みを浮かべてフードを取る。
全員「！？」
ゼン「おい...！A！
(何でフードを...！お前の髪だって珍しいのに...！！)」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 80人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うつ(プロフ) - 星奈シオリさん» コメントありがとうございます。なかなか更新できませんがこれからも見てくださると嬉しいです！ (2018年12月26日 23時) (
レス) id: a0c417f125 (このIDを非表示/違反報告)
星奈シオリ - 主人公と白雪逃げきれるといいな (2018年12月26日 23時) (レス) id: 2d3df82017 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：うつ | 作成日時：2017年3月30日 23時
