86話 ページ40
「っっつ・・・・！！おかあさっ・・ふっ！！」
「攻撃が、っ個性がきかない！！！」
「援護はまだか！！回復の個性のやつはいないのか！！」
「住民の避難を優先させろ！一般市民を守り切れ！！！」
あたりはまるで地獄のような場所だった。
家が燃え、誰かの泣き声が絶えない。
崩壊した家の下敷きになっているもの、敵にやられて動けなくなっているもの
顔を青くさせ、ただこの惨劇を眺めているもの。
「ふっつ・・・！！おかーさん！！！どこぉ！！っ！！」
泣きながらも必死に母を呼ぶ少女
そんな少女も大型敵が目の前に来たとたん、声を抑え殺した。
微かな嗚咽、流れる涙は止まることを知らないようだ。
足がひるんで動けないのか小さくその場にうずくまり目をつむって耳をふさいだ。
「っ！！かっちゃん！！あの子！！」
「あ”あ”？？！！わかっとるわんなもん！！」
一人の少年が爆風を利用して一気に少女との間合いを詰める。
それと同時に近くにいた敵が雄たけびを上げた。
「っつ！！」
空気が震えている、地面が揺れている。
やっとのことで少女を抱き上げた少年は大型敵から離れ少女を下した。
「何があっているんだ。僕らはオールマイトに呼ばれてきただけなのに！」
此方に標的を構えたのか、敵はこちらを見て全速力でかけてくる。
少女をかばうように立つ少年とそれを守るようにその場で爆発を起こす少年。
「くそがっ！！」
「かっちゃん！！っ！！」
爆発でかなりの砂ぼこりが舞う
っ・・！前が！！
「おいデク！！そいつおいてこい！！！
はやくいけ！！！」
その声が聞こえた瞬間、この爆発の意味を察した。
その声に返事をすることなく、僕は必死に少女を抱え走る。
「ごめんっ！かっちゃん！！すぐ戻るから！」
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白(プロフ) - 豆花さん» ありがとうございます！更新遅くてすみません！頑張ります！！ (2019年4月11日 15時) (
レス) id: e2d45f9343 (このIDを非表示/違反報告)
豆花 - 「私の個性はプリキュア!!」から来ました。すごくおもしろいです!!続きが気になります!!更新待ってます!! (2019年4月10日 0時) (レス) id: 9cf03f9072 (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - ののいろ系女子さん» 私も！強くて可愛い皆の憧れです！ (2019年3月3日 21時) (レス) id: e2d45f9343 (このIDを非表示/違反報告)
ののいろ系女子 - 白さん» コメ返ありがとうございます！プリキュア5でしたね！今ググったらあっ！見てた！ってなりましたwwもうね最近ね記憶力がね、だってプリキュア大好きだったんですよ？ (2019年2月28日 6時) (レス) id: 8fb3eabd58 (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - ののいろ系女子さん» プリキュア5ですよ！！あれほど可愛かったプリキュアはきっといない((なんて笑笑。コメントありがとうございます！コメントを貰えると更新を頑張ろうって思えるので嬉しいです！これからもこの作品共々よろしくお願いします！ (2019年2月22日 23時) (レス) id: e2d45f9343 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琴吹 白 | 作成日時：2018年6月10日 22時
