63話 ページ17
広い部屋に私が呟いた声はすんなりと馴染んでいく。
会いたいなぁ。
原作道理なら冬美ちゃんは確か教師になる勉強をしていたはず...
ふと窓から外を見てみれば、嫌なくらい
太陽が眩しく光っていた。
下半身に力を入れて立ちあがり、取り敢えず着替えようとクローゼットに目を通す。
『..ぁ....』
やばいな、小さい頃の服しかないや。
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佐藤君side
机を叩く音、慌ただしい足音、そして罵声
(初登場)あれから俺は無事に卒業し、中学、高校と進学し、今では大企業の秘書。
かなりいい人生を送っていると思う。
そんなことを呟いたのは何分前の事だったか、
《早く見つけ出せ！》
《もういつばれても可笑しくない...》
《世間に広まれば俺達全員の首が飛ぶぞっ!》
偶々、寄った階からの声に耳を傾けていればそんな会話が耳に入った。
「これ、聞いてていいのか...俺。」
そんなことを思いながらも、その会話に耳を傾けていた。
《家も、ホテルも、廃ビルですら探したぞ。》
《あぁ、それに踏まえヒーロー全員が捜索に励んでいた。》
《個性で隠れているのでは？》
《奴の個性は、あくまでも身体強化だろ！？そんなこと出きるわけがない。》
《なら何処に！！》
誰かを探しているのか...、声の質でかなり焦っていることが聞き取れた。
(まあ、俺には関係のない話か。)
これ以上聞いたところで意味はないと判断し、流れるようにエレベーターのボタンを押す。
(社長、サボり癖あるんだよなぁ。
仕事やってるといいんだが。)
思わず机で寝ている社長の姿を思い浮かべ、苦笑いを浮かべた。
ﾋﾟｺﾝ
これからやる残業の量にはぞっとするが、まあ、社畜の俺にはちょっといいかもしれない。
そのままエレベーターに乗り込み、閉めるボタンを押した瞬間、先ほどよりも遥かに大きい声がフロア全体に響いた。
《桜田Aだ、見つけるしか方法はない。
いいな、草の根分けてでも探しだせ！！》
「...っは？」
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白(プロフ) - 豆花さん» ありがとうございます！更新遅くてすみません！頑張ります！！ (2019年4月11日 15時) (
レス) id: e2d45f9343 (このIDを非表示/違反報告)
豆花 - 「私の個性はプリキュア!!」から来ました。すごくおもしろいです!!続きが気になります!!更新待ってます!! (2019年4月10日 0時) (レス) id: 9cf03f9072 (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - ののいろ系女子さん» 私も！強くて可愛い皆の憧れです！ (2019年3月3日 21時) (レス) id: e2d45f9343 (このIDを非表示/違反報告)
ののいろ系女子 - 白さん» コメ返ありがとうございます！プリキュア5でしたね！今ググったらあっ！見てた！ってなりましたwwもうね最近ね記憶力がね、だってプリキュア大好きだったんですよ？ (2019年2月28日 6時) (レス) id: 8fb3eabd58 (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - ののいろ系女子さん» プリキュア5ですよ！！あれほど可愛かったプリキュアはきっといない((なんて笑笑。コメントありがとうございます！コメントを貰えると更新を頑張ろうって思えるので嬉しいです！これからもこの作品共々よろしくお願いします！ (2019年2月22日 23時) (レス) id: e2d45f9343 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琴吹 白 | 作成日時：2018年6月10日 22時
