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英雄6 ページ7
淡々と声を発した彼女に目を向ければ
彼女は下げていた顔をゆっくりと上げていた
A 「・・・そ、なんだ・・」
梅子 「はい。
所で、A様 お出かけですか？」
質問をもう一度繰り返した梅子は、私を見つつにこりと微笑む
A 「・・・ええ、まあ、そうだけど・・・」
曖昧な返事を歪に微笑みながら返すと、
“でしたら”と言いながら梅子が何かをだし、キラキラの笑顔で
ここに行きませんか？といってきた
A 「・・ここって、雄英高校？」
梅子 「はい！！」
A 「・・・・いや、無理でしょ。」
梅子 「・・・？どうしてですか？」
A 「？・・・・その学校、確か関係者以外立ち入り禁止だもの」
無理無理と言いながらも顔の前で手を躍らせる
梅子 「・・・？A様。」
A 「？」
梅子 「A様は、雄英高校の生徒なんですから、
関係者・・・・ですよね？」
・・・・・はい？
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作者名：琴吹 白 | 作成日時：2017年9月16日 8時
