【ヒロアカ】それが私。 (ページ28)

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英雄27 ページ28

A 「かっちゃーん?..............駄目だな。」

かっちゃんが気を失って早数分。
肝心の彼は中々目を冷まさない

A 「はぁ、目が覚めたら確実に殺されるな...私。」

思わず叫んでしまったのがいけなかったんだ
使い方がわからない、大きな個性をきっと、無意識のうちに使ってしまったんだろう。

そのせいでかっちゃんは吹っ飛び、気を失ってしまっている。

A 「...どうしよ...。」

頭を抱えながらもぼそりとつぶやく

A 「あ"あ"ぁぁぁぁ。」

本当にどうしよう。もう、どうしたらいい?

A 「...う"....かっちゃん....起きてよ...。」

あどけさの残るその寝顔で、手を伸ばしつつ声を発する。

すると、次の瞬間指先がピカリと光
その光はいつの間にか、かっちゃんをも包み込んだ。

多分だけど、また、無意識のうちに個性を使ってしまったんだとおもうが。

クラッt

A 「....っ.....は?」

突然視界が揺れる
周りと終点が会わなくなった。それどころか、頭にはヒビが入るかってくらいの頭痛がする

A 「いたっ....急になに?」

頭に手をおき、頭痛に耐える
なるべく、声を押し殺しながらその場に縮こまった。

A 「....(は?...なんでって.......もしかして。)」

揺れるしかいでおもうひとつの単語

『キャパオーバー』

その単語とともに、私は意識を手放した。