【ヒロアカ】それが私。 (ページ31)

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英雄30 ページ31

？side

立花「・・・ふ～ん♪・・・」

今日の天気は曇りのち晴れ。

そんな、天気予報のお姉さんの声を思い出しながら
スキップで道を歩く

肌に冷たく当たる風が、まるで何かの前触れのように私の心をざわめかせた

立花「あ！・・・ついた。」

目的地に立ち止りながら、パッとそこを見ると
そこは中学校。

立花「・・・ここが・・・。うん！十か月しかないけど、お友達出来るように頑張ろう！」

手にぐっと力を入れおー！なんて言っていると
屋上から一人の人が見えてきた

立花「・・・？あの・・・・・ぇ？」

見えてきたひとに話しかけようとしたんだけど・・・

あれ？・・・・・なんであの人・・・！

立花「ちょ・・・あぶない！！」

下に向かってまっさかさま
後にはべちゃっと言う嫌な音が聞こえるだけ

面接なんてぶっ飛ばしで私はその人に駆け寄った

後頭部から滝のように流れている血液
　っこのままじゃ・・・・。

どうしよう？
そんなこと考えている余裕なんてなかった。

ただおもったことは、治さなきゃって言葉だけ

そっとその人にふれ、念を入れてみる

それはもう『キャパ』覚悟で

立花「止血は・・・できたんだけど。」

目を凝らしてその人を見るも、肌はまだまだ、青白い
私はと言うと、もう限界が近づいていた。

立花「なら・・・せめて。」

最後にこれだけ・・・・

そういいながら、もう一度個性を発動し、
私の意識は途切れた