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#7 ページ9

ダメだ、泣いてしまいそうだ。

(ひと)の温もりは、こうも優しく暖かい。
あの家では、考えられなかった。


優先順位は全て下。

いつも妹ばかり優先。

全部妹と比べられる。
バイトをしても当たり前でしょ。の一言。

妹は学校にも行かず、
家でゴロゴロしてるのに、
なんで?



「..じ..!..るじ!..あるじ!!」

『..っ!ご、ごめん!どうしたの?』


昔のことを思い出していたら、
加州が来ていたことに気づかなかった。

「大丈夫?って、大丈夫なわけないか。ごめんね。よしよし。」

謝らせたいわけではない。
なのに、何も言えない私。

謝らなければならないのは、私の方だ。

主。そう言われ顔を上げると、


_____ちゅ


「大丈夫だよ、主には俺たちが居るでしょ。」

そう言ってウインクをする、加州。

そっと、自分の唇をなぞる。


「主、顔真っ赤。可愛い。」

『っ、んな!加州の方が可愛いし..。』


刀剣達(みんな)には助けられてばかりだな...。

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雪姫(プロフ) - とだなさん» 有難うございます! (2019年4月3日 13時) (レス) id: b9de6b7a36 (このIDを非表示/違反報告)
とだな - 最近こうゆう小説が少ないのでとても嬉しいです! (2019年3月31日 22時) (レス) id: 64a2b0e7fb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪姫 | 作成日時:2019年3月21日 1時

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