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化け狸sind

え!酒呑童子?!

なんであの最強な鬼が。

まさか…人間が近づかない理由は、酒呑童子の山だからか?

「青行燈は?」

青行燈?

噂では、百物語を言い終えたら現れて、悪夢を見せてくる妖怪だとか。

で、自由が無くて、呼び出されたらそこに行かないといけない。

夏の肝試しとかはシーズンだろうな。

そんな奴と酒呑童子は…友達?

「帰った」

あぁ…時間って事か。

自由が無いのも可哀想だな。

「その感じだとまた話せなかったんだな」

”また”?つまり、今日以外にも会ってた?

青行燈…会ってみたいな。

「まぁな。で?ソイツらは何?」

酒呑童子は、ボクと十四松を見て問いかけてきた。

「一松の友達のろくろ首です!」

十四松が首を伸ばして、百々目鬼の時同様、顔を目の前に近づける。

酒呑童子は身を引く。

うん、距離が相変わらず近いな。十四松の自己紹介。

「十四松の友達の化け狸です。」

ボクはその場で自己紹介した。

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作者名:青葉さき&紅夜の黒猫 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/  
作成日時:2020年4月16日 13時

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