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青行燈sind

しばらくして、玄関からわちゃわちゃした声が聞こえて来た。誰かが帰ってきたみたいだ。

それと同時に体が透けてくる。

「もう…時間だ。ごめん…またね。」

ボクが消える直前、襖が開いたから帰ってきた妖怪が酒呑様に会いに来たんだろうな。

酒呑様って…一人じゃないんだな。

いいなぁ。

ボクは、家に戻って来てからそのまま、呼び出されるまで寝てしまった。

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作者名:青葉さき&紅夜の黒猫 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/  
作成日時:2020年4月16日 13時

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