ひとりぼっちだった僕らだから (ページ1) - 小説

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青行燈sind

あ、また呼ばれた。

ボクは青行燈。

百物語を読まれた場所に、脅かしに行く鬼だよ。

ただ脅かすだけだから、その場に居られる時間が限られている。

自由がない。

つまり、友達なんか居ない。

また脅かす為に出張とか。

嫌だなぁ。

行ってみたら呼んだのは人間ではなく、鬼だった。

酒呑童子と言う、村に行けばお酒を出せとか言う厄介な鬼だった。

この鬼は強いので、最弱妖怪のボクの力なんか全く効かない。

「「…。」」

うぅ…せめてなんか話せよ。(汗)

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作者名：青葉さき＆紅夜の黒猫 x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/
作成日時：2020年4月16日 13時