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・
Aが、いなくなった。
まさかだった。
思いもしない出来事に、俺は見事に不安定になって。
あの時のことは、正直よく覚えてない。
ハナのことを考える余裕もなくなって、さらに生活は荒れた。
「リョウガ、」
「なに」
声を掛けても、素っ気ない。
当たり前だ。
だけど、そんなのはどうでもいい。
俺に連絡がない、俺が拒否られてる、そんな可能性も十分あり得る。
無事なら、居場所がわかれば、それでいいんだ。
「あいつから連絡、ない？」
俺の様子にちょっと違和感を感じたのか、怪訝な顔をしているリョウク。
けど。
「あるわけないじゃん」
って。
でももしかしたら、って無理矢理電話を掛けさせるけど。
結果は一緒だった。
動揺する弟にかける言葉が見つかるわけもなく。
むしろ、唯一の頼みの綱を断ち切られて絶望しかなくて。
A、
お前、どこにいんの？
・
「…ヒョン」
あの後、部屋でふて寝する俺に、ジョンウンが声をかけてきた。
そこで驚くような事実を知った。
こいつ、俺が荒れまくってる理由、気付いてたんだな…？
なら早く言えよ、って思ったけど、Aのことだから口止めしてたんだろう。
「Aがなんでいなくなったか、どこに行ったのか、知ってるんだ」
「…どこにいんだよ」
「……俺からは言えない」
けどちゃんとわかるよ、ってちょっと微笑んでジョンウンは言う。
「ヒョンが、あまりにも荒れてるから(笑)」
「…うるせー」
知ってる。
俺が荒れてるせいで、メンバーの空気も悪くなってること。
年長組の俺がこんなんじゃ、弟たちもついてこれねーよな…。
「ヒョン、」
「ん…?」
「…Aは、ほんとにヒョンのこと、好きだったよ」
情けねーけど。
ジョンウンのその言葉に、じんわり目頭が熱くなるのがわかった。
「……ヒョン、」
なんか笑いを堪えた顔で、両手を広げてくるジョンウン。
なんのつもりだよ…(笑)
「…ばーか、ハグなんかするか(笑)」
「俺の胸に、ほら」
「うっせー(笑)」
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ナナ(プロフ) - ぺりーぬ。さん» 遅くなってしまいすみません！はじめまして、コメント本当にありがとうございます(p_q )！つまらないと思わせてしまってないか心配ですが、引き続きお付き合いいただけると幸いです、、！これからもよろしくお願いします^_^♪ (2015年9月11日 6時) (
レス) id: 5fffd19020 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - みーじゅんさん» はじめまして！コメントありがとうございます…>_<…自分でもよくわからなくなりながら書いている時があるので、こんなんじゃ読んでる方にもわからないかなあ、、と思ってしまってます^^;でもありがたいお言葉をいただけたので、引き続きがんばります！ (2015年9月8日 9時) (レス) id: 5fffd19020 (このIDを非表示/違反報告)
みーじゅん(プロフ) - ナナさん、はじめまして。ひっそりと読ませていただいてました。大丈夫です、自信を持って書いてください！コンジュニムの気持ち、ヒニムの気持ち、どちらも引き込まれますので、お話の続きを楽しみに待っています♪ (2015年9月7日 17時) (レス) id: a7a71d2a46 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - saya_＊さん» はじめまして！コメントありがとうございます^o^私的に難しすぎるヒニムの心を表せれるかすっごく不安ですが、なんとかやっていこうと思います（笑）これからもよろしくお願いします＼(^o^)／ (2015年8月10日 7時) (レス) id: 5fffd19020 (このIDを非表示/違反報告)
saya_＊(プロフ) - このお話のヒチョルがだいすきなのでヒチョルサイドのお話、とってもうれしいです(^-^)更新たのしみにしてます(*^^*) (2015年8月9日 14時) (レス) id: 6bec309f09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナナ | 作成日時：2015年8月9日 13時
