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私がふふっと笑ったのを見て、丸ちゃんは
丸「そろそろ戻る？裕ちん来たかな」
と立ち上がった。
非常階段の重々しい、分厚い扉を開けながら
丸「…俺も、Aのこと。ちゃんと好きやからね」
私に背中を向けてさらりと言う。
唖然としてる私の事なんてお構いなく。また腕を引っ張られて廊下を進み、楽屋のドアを開けた。
丸「A、ふっかーつ！」
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横「…A？」
遅れてやって来た横山くんが事情を聞いたのか。私の頭にぽふ、と手を置いて優しい声するから。思わず口に出た。
「ねえ横山くん。…尻軽でごめんね」
横「……別に、それでも俺は」
「…ほんまに？」
横「…俺にもチャンスあるんかな、思ってる」
あまりにも正直なお返事に笑ってしまう。横山くんも自分で言っておきながら、へらへら。
それからみんなの方に向き合って、頼れるお兄ちゃんの顔になった。
横「大倉もヤスもAも誰も悪ないからさ、喧嘩せんでこれからのこと話し合おう」
仲直りしたのかな、と2人を見ると
ごめんな、と私に向かって両手を合わせてる仕草は全く同じで。
ホッとしたと共に喧嘩の原因は私だから申し訳なくて。同じジェスチャーで頭をぺこりと下げる。
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村「仕事に支障さえなければ、Aが何しようと勝手やからね」
錦「…せやんな」
村「Aが安心してられる環境を作るのが俺らの役目やと思うで？」
丸「うん。メンバーとおったら基本的に安心できてるっぽいのは有難いことやね」
渋「お互いに嫉妬して喧嘩するのをナシにすりゃあとはもうこれまで通りでええんちゃう？」
大「…気をつけます…」
安「…頑張ります…」
村「でも責任とか立場とかそこちゃんとせなアウトやからな」
年上組からの警告に、しょんぼり顔の大倉くんと章ちゃんが可愛くて。
真面目な話なのに、私の話なのに、ちょっぴり吹き出してもうた。
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錦「さっきまで泣いとったくせに 笑」
「…尻軽、改善致します…」
改善でどうにかなるなら俺らの役目あらへんやんかー！って大倉くんの叫びと
8人の笑い声が身体中に響いて
ふわふわ
柔らかい気持ちになった。
それは
＿___2014年10月のおはなし。
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うとうと(プロフ) - みくさん» いえいえ、そんなことないです！調べが足りなくて、違和感を感じさせてしまったのなら申し訳ありません！ありがとうございます|ω･) (2016年11月22日 17時) (
レス) id: 5730abdf63 (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - うとうとさん» めんどくさくてすみません… (2016年11月20日 7時) (レス) id: 866c45997f (このIDを非表示/違反報告)
うとうと(プロフ) - みくさん» みくさん、こちらにもコメントありがとうございます！そうなんですか…！初めて知りました。無知ですみませんm(_ _)m ただの妄想ですので、さらっと流して頂けたら有難いです(；▽；)すみません！ 応援のお言葉もありがとうございます！ ♪♪ (2016年8月30日 12時) (レス) id: 688d895de1 (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - あと、途中までしか見てませんが凄い面白いです。応援してます。 (2016年7月29日 23時) (レス) id: 866c45997f (このIDを非表示/違反報告)
みく(プロフ) - うとうとさん» 『スリー・ヤンキース』っていう女性のトリオグループで1978年にデビューしたグループだそうです。二年後ぐらいに解散したらしいですけど。 (2016年7月29日 23時) (レス) id: 866c45997f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うとうと
| 作成日時：2015年8月22日 0時
