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「覚えてます、すみませんあの時は」
「いえ。…実は、大事なお話があるので事務所の方に今から来て頂けますか？」
まさか。このバイト、クビになる？それとも本当に正社員へのスカウト？
ほぼ、一か八かの賭けだった。それでも私は正社員への希望をかけてついていく事にした。
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それからワゴン車に乗り、揺られる事数十分。
お先に失礼しますって先輩に挨拶したら
その先輩は驚いた顔で私と、この女の人を見比べてたな。
…何者？重役？若きキャリアウーマン？
運転していたその女の人は挙動不審の私をミラー越しに見て
「これからするお話は、Aさんの今後の人生を180度変えるほどのものです。よく…考えて頂きたいと思います」
と言った。
そりゃ、正社員になれたら180度変わるもんでしょうよ。ボロアパートなんかから出てマトモなアパート住めるくらいのお金は入るやろな。
…なんて嬉しい話だ！
でも、正社員にならないかって事務所うんちゃら関係あるんかな？やっぱクビ？
「…あの、何の話ですか？」
「それは…社長から直々に。到着しました」
もう 日付が変わろうとしている深夜の高級住宅地、そびえ立つビルに私は案内された。
え、なに？何？！
「社長、お連れしました」
女の人はノックしてとある一室に入って行く。
私、こんなスタッフTシャツとかラフな格好じゃあかんやろって思うくらい高級そうな部屋。
中にいたのは …小さなおっちゃんだった。
え、この部屋に似合わんなぁ。
「YOU、名前は？」
呼び出しといて何やねんその言い方ってムカムカしたけど
「…中村Aと申します」
ここで礼儀正しくしとけば、やっぱ正社員なれるんちゃう？
少なくともクビは逃れられるはず。
…よっしゃ、がんばろ。
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うとうと(プロフ) - ∞黄色LOVE∞さん» 黄色LOVEさん はじめまして。本当に嬉しいお言葉ありがとうございます！たくさん褒めてもらえて、ウキウキです♪♪ 頑張ります。ありがとうございました！ (2016年8月30日 12時) (
レス) id: 688d895de1 (このIDを非表示/違反報告)
∞黄色LOVE∞ - 本当に大好きです♪進め方が丁寧で、リアリティーは占ツク一番だとおもいます！！これからも連載がんばってください！応援しています(*^^*) (2016年6月21日 23時) (レス) id: 664c2b6b90 (このIDを非表示/違反報告)
里香(プロフ) - うとうとさん» はい！楽しみにしています！ありがとうございます！ (2015年10月13日 17時) (レス) id: 7120e2e516 (このIDを非表示/違反報告)
うとうと(プロフ) - 里香さん» 励みになります。本当にありがとうございます(∩´ω`∩)期待に応えられるように、精進して参ります！他の作品も読んでくださって、光栄です＊引き続きよろしくお願いしますね( *´艸`)♪ (2015年10月13日 7時) (レス) id: 73b159c073 (このIDを非表示/違反報告)
里香(プロフ) - うとうとさん» いえいえこちらこそ。本当に楽しみにしているので、頑張ってください。保健室のほうも、読ませていただいてます。 (2015年10月13日 0時) (レス) id: 7120e2e516 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うとうと
| 作成日時：2015年8月1日 12時
