【w.r.w.r.d.!】優等生はサボり魔

44話 久しぶり！ ページ50

貴方視点

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ


3時間目終了のチャイムが鳴る。開いていたノートと教科書を閉じて「ふぅ･･･」と一息つく


先生「篠崎、すまんがこれ教員室まで持って行ってくれないか？」


と差し出される今日やった小テストの束。なんで私が持っていかんとあかんねん･･･思ったが渋々持っていくことにした


ｺﾝｺﾝ


『失礼します』


ｶﾞﾁｬ


教員室に入りたまたま通りがかった先生に国語の先生の机の上に置くようにお願いして教員室から出た


『ふぃーっ･･･』


ﾄﾞﾝｯ


『っあ･･･すみませ･･･』


真「あれ？Aさん？」


聞き覚えのある声に顔を上げてみると久しぶりに見る岩崎の姿があった


真「久しぶりやな！」


『せやな』


真「中間テスト順位表見たで！Aさん1位やんな！生徒会長を抑えて1位なんてすごいわ･･･」


と岩崎は目をキラキラと輝かせる


『そう？あんくらい普通やで』


真「まじか･･･今度英語教えてくれへん？俺英語できひんねん」


『別にええよ〜』


と話していると帰り際にオスマンと出会った。私を探していたのか「やっと見つけためう〜」とオスマンは呟いた


『もしかして私のこと探しとったん？』


os「うん、次の授業コンピューター室やのに教員室までパシられとったから」


あっ･･･次の時間コンピューター室なの忘れとった･･･←


『忘れとったわ･･･ごめん、先行っとって？私筆箱取りに行ってくるわ』


os「そういうやろうと思うて持ってきといたで」


とオスマンの右手から差し出される私の筆箱。はぇ〜ぐう有能


『まじで！？ありがと！』


真「Aさんもう行き！あと5分くらいしかないで」


壁にかけられた時計を見てみるとあと6分しか休み時間がなかった。教員室とコンピューター室は結構離れているので、歩いていくなら今から行かないと間に合わない


『ありがと！オスマン行こか』


真「っあ･･･」


『ん？どした？』


真「なんでもない、ほらはよ行き」


─────
どうも「鶏」です〜なんとこのお話で50個目です！いやぁ･･･思ってたより速かった･･･( ºωº )次のお話からは続編にいくので続編の方もよろしくお願いします(*^^*)

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