【w.r.w.r.d.!】優等生はサボり魔

34話 スタンプ ページ39

os｢ケーキ美味しかっためう｣


gr｢また行きたいゾ｣


夕方の17時、ケーキを堪能した私たちはお店を出た。グルッペンとオスマンの家は私やトントンと真逆なので早めに別れてしまった


tn｢･･･ケーキ美味しかったな！｣


『せやな、流石に店のケーキ全部食べたのはびっくりしたわ』


tn｢同じ席に座っててちょっと恥ずかしかったわ･･･｣


トントンは照れくさそうに頬をポリポリとかいて苦笑いする


『そう言えば明日やんな？ゲーセン』


tn｢せや、明日の朝10時○○ショッピングモール前の噴水待ち合わせやで｣


『おっけ』


明日は学校は休みなのでその日に行こう！と4人で決めた。ゲーセンは2年ぶりに行くのでどう進化したか楽しみだ


tn｢あ、篠崎さん頭に葉っぱついとる｣


『まじで！？』


tn｢ほら｣


トントンが私の頭から小さい葉っぱを取って私に見せる。全然気づかんかった･･･


『ほんまや･･･ありがとう！トントン！』


tn｢え、ぁ、あ、当たり前のことしただけやし///｣


少し顔を赤らめてそっぽを向くトントン。何故赤いのかはわからなかったがなんか嬉しそうやしまぁええや←


『･･･あ！せやせや！』


tn｢ど、どしたん？｣


『連絡先、交換しとこって思て』


鞄からスマホを出して、『LiMEやっとる？』と聞くと｢やっとるよ｣と言ってくれたのでホッとする


『ID見して』


tn｢おん｣


友達検索でトントンのIDを入れると可愛い豚さんのアイコンが出てきた


『これトントン？』


tn｢せやで、豚さん可愛ええやろ｣


『めっちゃ可愛ええな！』


そんな可愛い豚さんをアイコンにするトントンも可愛ええなぁとか思っていると、トントンからスタンプがきた


『ふはwなにこのスタンプw』


画面には坂○龍馬風の豚さんが｢よろしゅうな！！｣と言っているスタンプが写っていた


tn｢可愛ええやろ？俺、豚さん好きやねん｣


『そうなんや！豚さん可愛ええもんな』


お返しに私もスタンプを送ってみる


tn｢w何これww｣


『可愛ええやろw』


送ったのはヤンキーでリーゼントの髪型をした猫が｢夜露死苦！！｣と言っているスタンプ。私のお気に入りのスタンプだ


そんなこんなで私の家まで着き、『また明日』と言って別れた。家に入るとテスト終わりなのか少し眠くなってきた


『ﾊｯ･･･！あかんあかん！夜ご飯の準備せな･･･』


ぺちっと頬を軽く叩いて眠気を飛ばす。明日が楽しみやなぁ

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