33話 ケーキバイキング ページ38
先生「そこまで!回収するぞ」
中間テスト最後の科目が終わり皆の顔色は真っ青だった。グルッペンは「ケーキ・・・マカロン・・・チョコ・・・」と甘い物をブツブツと呪文のように唱えていて少し怖い
先生が出て行き担任の先生が入ってくる。終礼をし終えるとオスマンがこっちに駆け寄ってきた
os「Aちゃん!グルッペン!」
『どしたん?』
os「これからケーキバイキング行かへん?」
オスマンの言葉に反応しグルッペンがガタッと立つ
gr「もちろん行くゾ!!」
『私も行くわ、トントンは?』
os「トントンも行く?」
tn「っえ・・・そうやな、俺も甘いもん食べたいから行くわ」
4人で学校を出て、ケーキバイキングをやっているお店に向かう。お店に着くとグルッペンは顔を輝かせながら店に入っていった。私たちも続いて入るとオスマンと一緒に行った店と違った雰囲気でわくわくする
店員「4名様でよろしいでしょうか?」
gr「あぁ」
店員「ではこちらに」
案内されたのは窓際の4人席。グルッペンはすぐ鞄を置いてケーキを取りに行ってしまった
os「あ!待つめう!」
オスマンもグルッペンと同じように鞄を置いたあとすぐケーキを取りに行ってしまった
『私たちも取りに行こか』
tn「せやな」
トントンと一緒にケーキを取りに行く。お皿に小さめなケーキ3つをのせて戻るとテーブルにはグルッペンとオスマンが持ってきたであろう大量のケーキが盛られたお皿がたくさんあった
tn「うわ・・・こんな取ってきたんか」
少し引いていると戻ってきたトントンも若干引いていた
gr「あ"ー美味しいんじゃ」
まぁ幸せそうやしええか、と持ってきたケーキを食べ始める
os「んーこの前Aちゃんと行った方も美味しかったけどこっちのお店も美味しいめう」
gr「Aとケーキバイキング行ったのか!?」
os「おん」
オスマンがそう言うとグルッペンがプルプル震えだした
gr「何故、俺を誘わなかったんや!!」
os「書類で忙しそうやったから」
少し発狂しかけてるグルッペンに対し冷静に返すオスマン
gr「くっ・・・書類さえ無ければ!」
tn「なんや増やして欲しいんか」
gr「違うゾ!!」
トントンはニコニコしながらそう言うと、やめろと言わんばかりの顔で否定するグルッペン。こいつらほんまおもろいなぁ
この後2時間ほどケーキバイキングを楽しんだ。グルッペンとオスマンのせいで店のケーキがなくなったのは言うまでもない
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「鶏」(プロフ) - まうすちいずさん» ありがとうございます(*^^*)授業中に描いてました( *´ ∀ `)ありがとうございます! (2020年5月31日 21時) (レス) id: 3c5bfef0a0 (このIDを非表示/違反報告)
「鶏」(プロフ) - RX-0さん» 授業中に描いてました(  ̄▽ ̄)ゞ (2020年5月31日 21時) (レス) id: 3c5bfef0a0 (このIDを非表示/違反報告)
まうすちいず - 絵お上手なのにどこに書いていらっしゃるんですか!!勿体無い!!話面白いです!!!! (2020年5月31日 12時) (レス) id: 9266b0967c (このIDを非表示/違反報告)
RX-0 - どこに絵書いてるんですか....(笑)上手いですね。 (2020年5月29日 16時) (レス) id: 6a54b9078c (このIDを非表示/違反報告)
かきごおり。(プロフ) - 「鶏」さん» いえいえ勘違いを起こしてしまいすみません...こちらこそよろしくお願いいたします! (2019年9月29日 8時) (レス) id: 4f1c4851f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:「鶏」 | 作成日時:2019年6月2日 23時