【w.r.w.r.d.!】優等生はサボり魔

25話 ばったり ページ28

貴方視点

部員｢はぁ！？なんだよショッピ！！｣


部員｢ちょっとくらいいーじゃねーか！！｣


shp｢はぁ･･･｣


ため息をつきつつもショッピ君は反抗する2人の手を軽く締め上げた


部員｢い"っててててて！｣


部員｢わかった！わかったから！｣


恐れを為したのか他の人たちもグラウンドの中心へと帰って行った


『ありがとうショッピ君！助かったわ！』


shp｢いえいえ、当然のことをしたまでですから｣


ショッピ君は｢じゃ俺部活戻るんで｣と言って逃げていった人たちの方へ行ってしまった


『！！もう17:20！？はよ帰ろ』


光の速さで制服に着替えて早歩きで帰ろうと思った。しかし･･･


真｢もしかしてこの前の？｣


『あ』


下駄箱でこの前助けてくれた人にばったり出会ってしまった


真｢篠崎さんやんな？｣


『せやで、この前はほんまありがとうな』


真｢今から帰るん？｣


『そーやで』


ローファーに履き替えながら会話していると助けてくれた人から一緒に帰らへん？と言われたので『ええよ』と了承した


真｢そういえばフルネーム聞いてへんかったわ、教えてくれへん？｣


『ええよ、私は篠崎 Aやあんたは？』


真｢俺は岩崎 真、よろしくなAさん｣


『おん』


駄べりながら帰っていると曲がり角に着いた。どうやら岩崎は私と反対方向でそこでバイバイした


『暇やし音楽でもかけるか』


残り少ない帰り道で鞄からヘッドホンを出す。そして、耳につけて音楽を流した


tn｢･･･｣


トントンが先程までのことを見ていたことも知らずに


・・・・・・


『よっしゃ勝った！！』


いいリザルトを見てニコニコしていると時計が19:02を指していることに気づく。そろそろ飯の時間やな！


『卵〜卵〜･･･あ"っ無いの忘れとった･･･』


週末に買おうと思ったが予定変更だ。卵がないと簡単料理ができん！ついでにマヨネーズも買お
十分暗くなった住宅街を早歩きして最寄りのスーパーに向かう


〜数分後〜


スーパーに着き即行で卵とマヨネーズをカゴに入れる。あ、ついでにおつまみ用のお菓子も買っとこかな？


？？｢篠崎さん？｣


『ん？･･･！トントンやん』


お菓子を見ているとトントンとばったり会った。今日ばったり会うこと多いな！


tn｢お菓子買うん？｣


『せやで！なんかおすすめある？』


おすすめのお菓子が無いか聞くと少し悩んで｢これやな！｣と色んな味が入った飴ちゃんを指さした


────
文字数･･･

26話 揺れる心→←24話 タイム

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す