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『見つからないですねぇ。おにーさん♪』
ユウト「はぁ…？やめろその喋り方…」
散らばる事になったその後、僕は嫌がるのを物ともせずユウトについて行った。
めちゃくちゃ！うざがられてるけど！
まぁ、良いんだよ！一緒にいられるだけで嬉しい！
『えー？良いじゃないですかぁ〜♪』
ユウト「やだ。キモい。」
『ひっでぇ！』
キモいとは何だキモいとは！
酷くないか！？僕が世界で一番可愛いの！
崇めろ！奉れ！まぁ嘘なんですけど！
『てゆーか、本当に貴方私よりも年上ですか〜？』
ユウト「は、はぁ？何言って…」
『私よりも背、小さいじゃん！
そんな人が年上何て信じられませーん！』
僕はぷいっとそっぽを向いて煽る。
だって僕より小さいし！年上っぽくないもん！
まぁ実際僕より年下なんですけれども！
ユウト「はぁ！？変態狐の方がチビだろ！」
『そんな事ないですー！私の方が大きいですー！』
ユウト「そっちのがチビじゃん！チービ！」
『僕の方が大きいもん！』
ユウト「僕の方が………」
ん？急に黙った…どうしたんだろ？
僕の方が大きいって認めてくれたのかな！？
ふっふーん！やっと分かったか！
僕がユウトよりも小さい訳ないじゃん！年上だもの！
ユウト「ねぇ…あんた、一人称…僕だったっけ？」
『え？…あっ…』
やべぇ！やらかしちまったぜぇ！？
バレる！バレたら終わる！なんか色々！
こ、ここは何とか誤魔化さなければ…
『え、えっとぉ…』
ユウト「…ねぇ、あんた。そのお面取ってみてよ…」
…やべぇぇ！！コレちょっと勘付いてるよね！
バレるのだけは何とか阻止しないと！
『嫌です！』
ユウト「何で？素顔見られて何か困る事でも…？」
『そ、それは…』
こいつ口喧嘩強い！僕もうやだ！
泣くよ？泣いちゃうよ？良いのかな？
『そ、そっちこそ、何でそんな素顔が見たいの！？』
ユウト「そ、れは…お前が、僕の…………」
僕の何だよ！ハッキリ言いなよ！
「知り合いに似てる」って！
ユウト「ど、どうでも良いだろ！お前に関係ない！
それより、さっさと狐面取れよ！」
『いーやーでーすー！いーやーでーすー！！』
僕は狐面を押さえてユウトから距離を取る。
ユウトもどうしても僕のお面を取りたいらしく、パッと立ち上がって距離を詰めてきた。
何でそんなムキになるかなぁ！？
ユウト「チッ…絶対取ってやる…」
『ぜっったい取られないからね！負けないからね！』
そして、僕とユウトのちょっとした喧嘩が始まった。
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ドルチェ(プロフ) - この作品めちゃめちゃ面白いです！更新お待ちしております！(全力待機 (2021年6月19日 23時) (
レス) id: 81dbcfcc44 (このIDを非表示/違反報告)
朱鳥 - 名前？キリトかなーやっぱさん» やったー！ありがとうございます！！まだまだ誤字とか色々あるかもしれませんが、飽きずに読んでいただけると光栄ですっ…！ (2020年6月17日 19時) (レス) id: e3d6bbb733 (このIDを非表示/違反報告)
名前？キリトかなーやっぱ - うわっ！！最高です！！！ (2020年6月16日 16時) (レス) id: 9559dc4bb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朱鳥 | 作成日時：2020年6月2日 17時
