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え、絶対そうでしょ…
だって明らかに火薬の量おかしいもん…
撃ったら暴発しちゃうやつでしょ?コレ…
てゆーか、僕何でこんな詳しくなってんだ?
殺し合いに参加してるから?
まぁ、撃たなきゃ大丈夫っしょ!
放っておいてもいいよね!
あ、でもその前にショーマからかうのに使おう!
『手を挙げろー!』
僕は勢いよくショーマに向けて銃を向ける。
どーだ!手を挙げられないだろ!焦るだろ!
ショウマ「は、はぁ!?」
慌てて手をあげようとするが、鎖のせいでうまく挙げられないらしい。
よし、もっと理不尽言ってやろう♪
『喋るな!手以外を動かすな!』
銃を持ってショーマに近づき、大声でそう述べる。
ふーははは!息する事以外を封じてやったぞ!
参ったかー!?ふーははははは!
ショウマ「何も出来ねーじゃん!」
『しゃーべーるな!』
僕はショーマの周りをウロウロし脅す。
いつでも撃てちゃうんだぞ?
本当は撃たないけど!撃ったら危ないし!
コウ「お前ら…何を遊んでいる…そんな暇があるのなら、さっさと探索をしろ。時間の無駄だ…」
『ちぇ〜…ちょっとからかっただけじゃん!』
僕は銃を投げ捨て、やれやれと首を振る。
分かってないな〜、コウは!
からかうって言うことの楽しさを知らないからそんな事が言えるんだよ!
『全く…ハイハイ、探索しますよ…』
あれ?僕ってここに何しに来たんだっけ?
んっと…あ、そうだ。本だ!
『ねーねー、おにーさん♪』
コウ「チッ…何だ…」
何ですか!?その舌打ちは!
僕話しかけただけだよ!?何もしてないよ!
話が進まないから今回は見逃してあげるけど…
『ねー、この部屋に本とかない?』
コウ「本…?本ならそこにあるだろ。」
コウが顎で指した場所には、4冊の本が積み重ねられて置いてあった。
…絶対コレじゃん!
すぐ見つかった!
これは青チームに差をつけられるんじゃないか〜?
『あー!これだこれだ!ありがとう!』
コウ「フン…用が済んだらさっさと行け…」
素直じゃないなぁ。
まぁ、いつもの事だけどさ?
ショウマ「え〜?もうちょっとゆっくりしてけよ!」
ん?ショーマがそんな事言うなんて珍しいな?
僕の事、守備範囲外って言ったくせに!
口説こうったってそうはいかないんだからな!
『ナンパはお断りだよ〜?
僕相手だと、犯罪になっちゃうよ?』
コウ「うるさい…もたもたするな。さっさと行け…」
『ハイハイ、行きますよ〜…じゃーね!』
僕は本を抱えてプレイルームを出る。
さて、早く向かわなければ!

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ドルチェ(プロフ) - この作品めちゃめちゃ面白いです!更新お待ちしております!(全力待機 (2021年6月19日 23時) (レス) id: 81dbcfcc44 (このIDを非表示/違反報告)
朱鳥 - 名前?キリトかなーやっぱさん» やったー!ありがとうございます!!まだまだ誤字とか色々あるかもしれませんが、飽きずに読んでいただけると光栄ですっ…! (2020年6月17日 19時) (レス) id: e3d6bbb733 (このIDを非表示/違反報告)
名前?キリトかなーやっぱ - うわっ!!最高です!!! (2020年6月16日 16時) (レス) id: 9559dc4bb6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:朱鳥 | 作成日時:2020年6月2日 17時

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