25 ページ25
よし、とりあえず名前の件は有耶無耶に出来た…
あぶねー、ここで怪しまれたら元も子もないよ…
ユウト「まぁいいや…僕、この部屋でゲームしてるから…変態狐、僕の分まで頑張って〜…」
『君も手伝ってよ！命かかってんだよ！？』
ユウト「え〜…だって僕疲れたし…」
ヘタレめ…ちょっとくらい頑張れよな…
僕だって歩いて疲れてんだぞ？
ユウト「んじゃ、頑張ってね〜…♪」
ユウトは扉を開けて、図書室の中に入った。
もう一度言おう。図書室の中に。
ユウト「…は？」
『あっ…』
直後、ユウトは扉のドアノブを握ったまま固まった。
あんな怪しいのみたらそりゃ固まるよね。
びっくりするよね。うん。
僕はユウトを扉から離すため、一旦抱えた。
こんなところで立ち往生してたら邪魔だし…
ユウト「…！…は、離せ！」
あ、戻って来た。
抱っこされて照れてんのかな？可愛い奴め！
『はいはい、面倒臭いご主人様でしゅね〜』
僕は呆れながらもユウトを離す。
ん？ユウトの耳があかいぞ？気のせいかな？
ユウト「てか、あれ絶対なんかあるでしょ…
弱虫マリオ達呼んで調べるよ…」
『うい〜…めんどくさいな…』
自動的にここに集まってくれたら良いんだけど…
まぁ、そんなうまくいかないよね…
また歩き回んの面倒臭いな…
ユウト「変態狐はあっち…僕はこっちね…」
『はーい！じゃ、また後でね！』
僕はぶんぶん手を振り、ユウトに背を向けた。
さーて、どこにいるのかな〜？
僕は一階を歩き回り、みんなを探す。
すると、キッチンに人影を見つけた。
あの猫耳と小さいシルエットは…リツだ！
『やっほー♪何か見つかった？』
リツ「うわっ！？な、何だよ！急に話しかけんな！」
怒られた…僕別に急に話しかけてないよ？
扉開けて息置いて話しかけたよ？
『あわわ、ごめんねおねーさん…』
リツ「お、おねーさん…？」
ぬ？これ、年上に見てるアピールした方が好感度稼げるんじゃ…？
リツにはかなり怪しまれてるみたいだし、ここで信用得といた方がいいよね！
騙すみたいで悪いけど…
『おねーさんだよね？見た感じ２０歳くらいかな？』
リツ「わ、私の事チビだって思わないのか！？」
『思わないよ！少し小さいかもしれないけど…
充分２０歳に見えるよ？』
リツ「そ、そうか…！レイカ…だったっけ？」
『うん！レイって呼んでくれてもいいよ？』
リツ「レイ…お前、良いやつだな…」
よし、リツの信用勝ち取ったり！！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 32人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ドルチェ(プロフ) - この作品めちゃめちゃ面白いです！更新お待ちしております！(全力待機 (2021年6月19日 23時) (
レス) id: 81dbcfcc44 (このIDを非表示/違反報告)
朱鳥 - 名前？キリトかなーやっぱさん» やったー！ありがとうございます！！まだまだ誤字とか色々あるかもしれませんが、飽きずに読んでいただけると光栄ですっ…！ (2020年6月17日 19時) (レス) id: e3d6bbb733 (このIDを非表示/違反報告)
名前？キリトかなーやっぱ - うわっ！！最高です！！！ (2020年6月16日 16時) (レス) id: 9559dc4bb6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：朱鳥 | 作成日時：2020年6月2日 17時
