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落ち着いてみると、冷静に考えることができた。
鬱の、あの出来事は多分私と美織を間違えたんだ。名前呼ばれたけどまぁ単純にあれは間違いで呼んだだけで。
きっと私じゃないから。
「…はぁ、私も最近浮かれてしまっていたから。だめね。」
これからは彼の気持ちを尊重しないと。私は、我慢できる。あんな気持ちにはならない。
…好きになんかならない。
ーーー
期末試験も終わり、もうすぐ夏休み。
syp「A」
「なに？ショッピ」
syp「あのさ夏祭りいかん？」
ショッピの思いがけない誘いに驚く。
「まぁええけど…珍しいやん」
syp「くそ先輩から逃げたいだけです」
「あー」
ショッピの言うくそ先輩とはコネシマ先輩のこと。いつも嫌やぁと嘆いていたから、まぁ別の人と行くって理由にしたいだけやろうけど。
「…別に良いよ」
syp「あざ」
ショッピは友達やし、断る理由もなく一緒に行くことにした。
ut「ねーなんの話してんの？」
ふと、後ろを見るといつからいたのか鬱が居た。私とショッピの間に入るように話しかけてくる彼に少しドキッとしてしまう。
「鬱…」
syp「もう風邪はいいんすか」
もう平気やよーと彼は笑う。私に迷惑かけてごめんなぁ。と言う彼に大丈夫と伝える。
多分、あの事は覚えていないらしい。
ut「二人で何話してたん？」
「夏祭り一緒に行こうって話」
syp「コネシマさんから逃げたいんで」
ut「えー？なら俺も行くー」
syp「別にええけど…」
「それなら美織も誘ってもいいかな？」
鬱も来るなら美織も誘ってあげよう。
もしかしたら、鬱が誘った方が良いのかも知らない。
「鬱、美織のこと誘ってきてくれない？」
ut「え？……あぁ、うん。分かったわ」
鬱はそのまま隣のクラスへ行こうとした。そう、これでいい。
syp「いや俺もそろそろクラス戻るんで俺が誘っときます」
え、それだと鬱が…
ut「あ、なら頼むわ」
syp「はい。じゃあまた後で」
ショッピはクラスに戻っていった。
鬱に力になれなくて申し訳ないことを伝える。
ut「Aちゃんほんま優しいねんな。ありがとう。大丈夫やで」
「今度は、なんとかするから」
ut「別に俺は今でも助かってるからええねんで」
まぁそういうなら良いけどさ。
ut「あ、まだ聞きたいことあるから今度教えてな」
「はいはい」
いつものようにあしらってるけど、少し嬉しくなってしまう。
ダメダメ。真面目に彼のことを応援するのだから。
がんばれ私。
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ほたて(プロフ) - くれぴとさん» 完結まで読んでくださりありがとうございました！神作と言っていただけてとても嬉しいです！これからもよろしくお願いします！(^.^) (1月24日 22時) (
レス) id: 70a6573ceb (このIDを非表示/違反報告)
くれぴと - 完結おめでとうございます！考察あっててバリ嬉しいです()神作ありがとうございました！！ (1月24日 20時) (レス) @page23 id: e2b452ca9a (このIDを非表示/違反報告)
ほたて(プロフ) - くれぴとさん» ご指摘ありがとうございます！大山生になってて大草原不可避でした笑 (11月29日 22時) (レス) id: 70a6573ceb (このIDを非表示/違反報告)
くれぴと - 11のzmニキのいっちゃん最初のセリフが多分誤字ってると思います！神作品をあざます！！無理なく更新頑張ってくださいね！！ (11月29日 21時) (レス) @page11 id: e2b452ca9a (このIDを非表示/違反報告)
ほたて(プロフ) - くれぴとさん» 先の展開にこれからもご注目ください！果たしてどうなるのでしょうか！？！？ (11月28日 15時) (レス) id: 70a6573ceb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほたて | 作成日時：2023年10月29日 12時
